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幸せになるまで。

2 - 第2話 中間教室

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2024年12月13日

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妃葵

先輩、中間教室ってどこにあるんですか?

叶都

あー、えっとね、3年生の教室の通りってわかる?

妃葵

はい、南校舎の1階ですよね。

叶都

そそ、そこの1番奥!

妃葵

なるほど、ずっと空き教室かと思ってました…

叶都

まぁ人の入りとかあんま見ることないもんね~w

叶都

ん!ついたよ~

妃葵

じゃあお邪魔します…

叶都

ただいまでーす。

妃葵

し、失礼します…

瑞稀

あ、叶都先輩おかえり~ってあれ!?

瑞稀

妃葵くんじゃん!どしたの~?

妃葵

え、瑞稀さん!?

妃葵

瑞稀さんこそ…

瑞稀

僕この教室に入ってるんだ~

妃葵

そ、そうなんですね…

妃葵

僕は叶都先輩にすこし相談乗ってもらったらここに来たらって誘われて…

瑞稀

そっかそっか!じゃあ今日はここにいるんだね!

妃葵

はい…先生にお願いしようかと…

妃葵

ところでその先生は…?

叶都

あー、今居ないっぽいね…

ガラガラガラ

季和

ただいま~

瑞稀

あ、先生おかえり~!

叶都

あ、ちょうどいい所に帰ってきましたね。

季和

ん~?どしたの。

妃葵

ぁ、えっと…

叶都

この子、2年生の妃葵くんって言うんだけどさ。

季和

あー、今日ここで給食食べたい?

妃葵

えっと…はい。

季和

おっけ~、じゃあ教室行って給食もらってくるね!

妃葵

ありがとうございます…

季和

俺は季和(トキワ)って言います。よろしくね、妃葵くん。

妃葵

2年1組の刻嶺妃葵です。よろしくお願いします!

季和

よし、じゃあ俺妃葵くんの給食持ってきたりするから、とりあえず席とか決めておいてもらってもいい?

叶都

分かりました。やっておきます。

季和

じゃ、行ってきまーす。

瑞稀

行ってらっしゃーい!

叶都

じゃあ席どこにするか決めようか。

妃葵

ぁ、えっと…

瑞稀

今のみんなの席はね~、こんな感じ!

他にも色んなものがあるけど 書いてません!テキトーに想像していただけると助かります!

妃葵

えっと…じゃあ1列目の叶都先輩の左隣でお願いします…

叶都

おっけー!

瑞稀

ん、そろそろ私給食取ってくる!

叶都

行ってらっしゃい!

妃葵

妃葵

取りに行く…?

叶都

あー、瑞稀ちゃんはね、自分で給食取りに行ってるんだよ。

妃葵

なるほど…

叶都

ちなみに俺は給食止めてお弁当にしてる。ちなみに自作!w

妃葵

えぇ、やっぱりすごいですね…さすがハイスペ…

叶都

あはは、褒めてくれてありがとう。

季和

はーい、給食取ってきたよ~

妃葵

ありがとうございます!変な目で見られたりしませんでしたか…?

季和

大丈夫大丈夫!みんな俺が教師なのはわかってたし!

妃葵

よかった…

瑞稀

たっだいまー!今日も美味しそう!

妃葵

瑞稀さんは元気だね…

瑞稀

まぁねっ!それが取り柄でもあるし!

季和

じゃあ各自食べていいよ~

叶都

はーい。

妃葵

それじゃあ…

いただきます

季和

あ、そういえばみんなしっかりと自己紹介してないよね。

季和

それなら食べ終わった後に自己紹介しよっか。

叶都

そうですね~

妃葵

分かりました…!

瑞稀

はーい!

各自食べ終わり…

食器も片付け終わった頃…

季和

それじゃあ俺から。

季和

中間教室の先生をやっています!

季和

季和陽斗(トキワハルト)です、担当教科は国語。

季和

よろしくね。

妃葵

はい!

叶都

じゃあ次は俺

叶都

3年3組の梵叶都(ヨソギカナト)です。得意なことは料理。よろしね。妃葵くん

妃葵

よろしくお願いします!

瑞稀

じゃあ次は私!

瑞稀

2年2組!皇瑞稀(スメラギミズキ)です!好きなものは可愛いもの!よろしくね!

妃葵

よ、よろしく…

妃葵

僕は2年1組の刻嶺妃葵(サダミネヒナタ)です。これからよろしくお願いします。

季和

あ、妃葵くん、これから中間教室で過ごすことになりそう?

妃葵

はい、よかったらですけど…

季和

それなら書類を書いてもらわないとなんだけど…大丈夫かな。

妃葵

ぁ、えっと…親に聞いて見ます…

季和

じゃあ先に渡しとくね。

妃葵

はい。

季和

よし、じゃあ親睦を深めるためにも遊ぼうか!

叶都

トランプにするー?

瑞稀

ババ抜きしたーい!

叶都

ほら、妃葵くんもおいで!

妃葵

っ…はい!

こうしてその日はみんなで わちゃわちゃ遊んで、楽しく 終わった。

そう思った。

妃葵

ふふ、今日は楽しかったなぁ…

モブ1

あ。お前どこに行ってたんだよ。

妃葵

…(はぁ…)

モブ2

逃げるなんてだっさぁw

妃葵

…って…げな…お…えら…て…して…んじゃん…

モブ3

あ?なに?声が小さくて聞こえなーいww

妃葵

逃げないとお前ら手出してくるじゃん。

モブ1

そりゃそうだろ。お前を死ぬまで追い詰めたいからなww

モブ2

何当たり前の事言ってるのw

モブ3

ほんっとバカだよなぁww

妃葵

モブ1

ま、今日はこれくらいで許してやるよ。じゃあな

モブ2

早く居なくなってねー♪

モブ3

ばいばーい

妃葵

(はぁ…めんっっどくさ)

妃葵

(家に帰ったら家事しないとだし…)

妃葵

(まじ紙とか絶対書いてくれないんだけど。)

妃葵

(はぁ…とりあえず帰るか…)

ガチャ…

妃葵

た、ただいま~…

クズな母親

お前!!今日どこに行ってたの!!!

妃葵

え、学校に…行ってたけど…

クズな母親

嘘おっしゃい!!

クズな母親

さっき担任の先生からクラスに居なかったって電話が来たわ!!!

妃葵

ぇ…(まじかぁ…)

妃葵

ご、ごめんなさい…でも学校にいたのは本当で…

クズな母親

なんでそんな嘘つくの!!

クズな母親

本っ当に約立たずね!!

クズな母親

バチンッ!!

妃葵

いたっ…

クズな母親

ほんと、あんたなんか産まなきゃよかった!!!

妃葵

…(理不尽だなぁ)

クズな父親

お~い、玄関でずっと何してんだよぉ~。

妃葵

…(酒臭…また飲んでんのかこの人)

クズな父親

あー。妃葵おかえり~。今日も楽しかったかぁ~?

妃葵

ぁ、ただいま。まぁ…

クズな母親

聞いてよお父さん。妃葵ったら学校サボってたのよ!?

クズな父親

そうなのかぁ~?まぁサボりたい時もあるよなぁw

クズな母親

そんなこと言って、あなたがすぐ甘やかすからそうなるのよ!!

クズな父親

あ~?俺の教育にケチつけんのかぁ…??

クズな母親

い、いや…そういう訳じゃないけどッ…!

クズな父親

それならいいだろ。じゃ。俺はもう寝るから~

クズな母親

…わかったわ…。

クズな父親

おやすみ~

妃葵

お、おやすみなさい…

スタスタ

クズな母親

…妃葵。お前は家事しときなさい、適当にやってたらどうなるか…分かってるわよね?

クズな母親

私は少し出かけてくるわ

妃葵

はい…ッ

まぁ僕の家はいつもこんな感じで、

今日はたまたま父の機嫌がよかったからいいものの。いつもなら 殴られていただろう。

いつも家事は僕がやっている。なぜなら母はパチンコで忙しいからだ

妃葵

(はぁ…めんどくさ。)

ジャ-

妃葵

はぁ…手冷たい…

クズな父親

お~、ちゃんと家事やってるな~。えらいえらい

妃葵

ぁ…お父さん、寝るんじゃなかったの…?

クズな父親

それが寝れなくてなぁ。

妃葵

そっか、じゃあホットミルクとか作ろうか…?

クズな父親

おぉ、気が利くなぁ。それじゃあ待ってるわ。

妃葵

うん、甘めでいい?

クズな父親

おう、甘めで!

妃葵

はーい、

キュッキュッ

妃葵

よし、洗い物も終わったし、早くホットミルク作ろう。

妃葵

おけ、出来た…美味しいといいな…

妃葵

で、できたよ…お菓子も何かいる…?

クズな父親

ありがとな~いや、大丈夫だ。

妃葵

うん、じゃあ僕は洗濯物してくるね。

クズな父親

お~頑張れよ~

妃葵

うん…ありがと…

クズな父親

うん、美味い。

クズな父親

やっぱり妃葵は家事が上手いな。

クズな父親

本当ならもっといい暮らしをやらせてやりてぇな

妃葵

よし、洗濯物も終わった…

妃葵

今日はこれくらいでいいかな。

妃葵

また何か文句言われないといいけど…

クズな父親

妃葵~、ホットミルクありがとな~それじゃあ俺は少し寝る。後で起こしてくれ

妃葵

分かった…何時がいい?

クズな父親

夕飯の前でいいぞ~

妃葵

はーい、

妃葵

ふぅ…

妃葵

落ち着いたら少し眠くなっちゃった…

妃葵

ぁ、でも買い物行かないと…

妃葵

今日は何にしようかな…

妃葵

ん…スヤ

クズな父親

よし、寝たな…

クズな父親

いつも家事してくれてありがとうな。

クズな父親

そろそろ俺もケジメをつけないとだ。お前は俺の味方をしてくれるよな…

妃葵

んん……zzZ

クズな父親

はは、久しぶりにお前の顔をちゃんと見た気がするよ。

クズな父親

お前は暖かい子に育ってくれてるな。名前って偉大だな。

クズな父親

(ひなたと名付けたのは日向のように暖かく優しい子に育って欲しかったから。漢字は母親が決めたから知らんがな)

クズな父親

いい寝顔だな。

クズな父親

ごめんな、こんな親で。

スタスタ

妃葵

…お父さん、いつもと様子違った…どうしたんだろ

ヌシ

おかえりなさーい

ヌシ

今回はここで終わりです

ヌシ

謎に思う方は思うでしょう。

ヌシ

妃葵の父親は実はクズではなかったのです。

ヌシ

これから妃葵の家庭はどうなるのかな?

ヌシ

それでは、また次回

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