TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

ライ

アオー!どこだー?

ルク

見つかった?

ヨウ

いや…まだ……この基地広いな…

ババババババ……

ライ

今武器の発射音がしなかった?

ヨウ

あっちの方ですかね?

ライ

あぁ…いたいた

ライ

おーい!アオー!

アオ

ライサン!ダイジョウブダッタンデスカ?

ライ

まぁなんとかね

ライ

それよりなんで一人で特訓してたの?

アオ

……モット

ライ

もっと?

アオ

モットツヨクナリタイ

アオ

ライサンガヒトリデタタカッテルトキワタシハネムラサレテイタカラミンナツカマッタ

ライ

ちょっと待ってアオ

ライ

何もアオだけの責任じゃない

ライ

僕だって油断してて睡眠薬が入ってることに気づかなかったし…

ヨウ

僕も気づかなかったし…

ルク

私も…

ライ

だからアオだけの責任じゃない

アオ

……

ライ

……まぁ特訓してたのはいい事だな

タコ

イタゾー!イカタチダ!

ライ

さてと…早く逃げようか

しばらくして…

ライ

撒いたか…

ヨウ

寝起きでこれはきつい…

ザザッザザザ!!

ホタル

みんな大丈夫!?

ライ

びっくりした…大丈夫ですよ

ホタル

急に電波が妨害されて…

ホタル

今みんなどこにいるん?

ライ

えーと……

ライ

え!?

ホタル

どうしたん?

ライ

今…トーブ中枢司令部に居ます……

ホタル

えっ!?

ホタル

なんで!?

ライ

多分捕まった時に連れてここまできたのかも…

ホタル

まぁいいか…

ホタル

そんじゃデンチナマズ集めて最後の戦いね…

ホタル

デンチナマズ集めたら中央のでかいやかんに入って

ホタル

そこにヤツがいるから

ライ

分かりました

ライ

じゃあ一旦通信切ります…

ヨウ

ここって司令部何ですか!?

ライ

うん…まぁラッキーだったと考えよう

ライ

じゃあ手分けしてナマズを集めよう

ライ

はぁ…すんげぇ疲れた…

ルク

痛たた…

ライ

怪我したの?

ルク

切り傷かな…いつやったんだろ?

ライ

そこまで深くないから大丈夫かな?

ライ

さてと…問題の食料調達だけど…

ライ

ルクちゃんは怪我してるからここで待機させておく

ライ

う〜んじゃあ僕もここで待機しとくよ

アオ

ジャアワタシタチハナニカトッテクル

ヨウ

任せてください!

タッタッタッ………

ライ

さてと…怪我痛くない?

ルク

そこまで…

ルク

急なんですけど先輩は転生って信じますか?

ライ

う〜ん…解らないな…

ライ

あるかも知れないしね…

ルク

あともう一つ先輩は小さい頃どんな感じで暮らしてたんですか?

ライ

小さい頃か………

ライ

昔父さんはレーサーをやってて…とてもかっこよかった

ライ

でもレース中の事故で亡くなった

ライ

母さんはとても優しかった

ライ

まぁ相談相手でもあったけどね

ライ

でも14歳の時にガンが見つかってその年のうちに亡くなったよ…

ライ

で残ったのが僕と12歳の妹だった

ライ

ちょうどその時14歳でヒト型になれるときだったからナワバリでお金を稼いでそれで生きている状況だった

ライ

そして2年後にもともと心臓が弱かった妹が緊急入院した

ライ

日に日に弱ってく妹を見るのは苦しかった

ライ

そして医師から余命が僅かな事を伝えられた

ライ

その時は自分が病気でもないのに凄い絶望感だったな…

ライ

そしてその日がやってきた

ライ

妹は最後にこう言った

ルク

「お兄ちゃん今までありがとう」
「お兄ちゃんちゃんは私にとってのヒーローだったよ」

ライ

え…?

ライ

なんで……?

ルク

「私はもう終わりだけどお兄ちゃんは」で終わっちゃったんだっけ?

ライ

………まさか…

ライ

そんなハズ…

ルク

まだ信じ無いの?しょうがないな

ルク

えっと…O型で好きな物はカレー嫌いなものはブロッコリー好きなスポーツはバドミントン

ライ

本当に……本当にそうなのか?

ライ

ヒカリ……

ルク

そうだよお兄ちゃん……

ギュッ……

ルク

ごめんねお兄ちゃんより先に逝っちゃって…

ライ

………

ルク

何もそこまで泣かなくても……

ライ

……これが夢じゃ無い事を祈る

ルク

ハハハッ!何それ!

ライ

……

ルク

ただいまお兄ちゃん……

ライ

……おかえり…ヒカリ

ライ

もう少し早く帰ってこいよ……

ルク

…ごめんなさい

ライ

そういえば…ずっと気になってたんだけどあの言葉の続きって何?

ルク

……ないしょ!

ルク

私は今ここにいるからね!

ライ

……あっそ…

ライ

そして苦しい……

ルク

あっごめんごめん!

ライ

ったく…死んでもその辺は変わんないのな

ライ

馬鹿は死ぬまで治らないって言うけど死んでも治らないじゃん

ルク

ひどくないそれ!

ルク

お兄ちゃんこそ相変わらずの辛口コメントじゃん!

ライ

……あの頃に戻ったみたいだな

ライ

でもなんで生き返ったんだ?

ルク

それはね

ルク

まぁ私が死んでしばらくはその辺をさまよったりしてたの

ルク

そして自殺で死んじゃったガールちゃんの肉体に入り込んだの

ルク

だからほら

ライ

冷たっ!

ルク

あとここ

ライ

紐のあとか……

ライ

まぁどんな感じであろうと帰ってきてくれたわけだ

ライ

ありがとう

ルク

フフフッ…

ルク

どういたしまして

テスト勉強?何それ美味しいの?

オマケ

アオ

キノミガタクサン!

ヨウ

じゃあ容器取ってくるね!

アオ

ワカッタ!

ヨウ

えーと…確かテントはこっちにあったハズ…

ヨウ

あれ?先輩とルクちゃんが話してる……

ヨウ

……急に抱き合ってる!?

ヨウ

えっ!?ファッ!?

ヨウ

先輩まさか女たらし……

ヨウ

マジかよ……

読んでくれてありがとうございました

この作品はいかがでしたか?

75

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚