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あおくん妄想中
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いやもう、めっちゃ良かった……!雨の日にこはねがタオルを差し出す、あの自然な優しさが刺さったわ。司が「眩しい」って思うのも分かるし、作戦区域を変える判断とか、団長の決意が重くて熱い。最後の冬弥登場で一気に緊張感出たし、次がマジで気になる!🔥
雨が降り続いたある日
石畳は濡れ、店の窓には小さな雨粒が流れていた
杏
こはね
杏は呟き、こはねは笑いながら店内を拭いていた
その時 ── カラン 扉が開いた
こはね
司
こはね
またあの青年だった
肩には雨粒が残り、帽子から雫が落ちる
こはね
こはね
司
こはねはタオルを差し出した
こはね
司
その一言だけだった
誰かに心配されることなんて、いつ以来だろう
怪盗団の団長になってからは、仲間以外に気を遣われることなどなかった
こはね
こはねはいつも通り笑う
司
こはね
特別扱いなんてしない
ただ目の前のお客さんだから ── それだけだった
司
でもその”普通”が、司には眩しかった
こはね
こはね
司
こはね
こはね
司
こはね
その笑顔を見て、司も自然と口元が緩んでいた
司
損得じゃない、見返りなんて求めない損得じゃない。 誰にでも同じ笑顔を向けられる人
司は心の中で静かに決めていた
“この人だけは、この世界の汚れに触れさせたくない”
その夜 ─ 怪盗団のアジト
寧々
寧々
寧々が地図を机に広げ、視線を向ける
司
寧々
寧々
空気が止まった
えむが司を見た。類は小さく笑う。
類
えむ
類
司
類
司
司は少し黙る。そして静かに答えた。
司
寧々
寧々
寧々
司
その一言で全員が察した
“あの喫茶店だけは巻き込みたくない”
それが団長の意思だった
類
司
その言葉に誰も反対しなかった
しかしその頃 ── 喫茶店クローバーの向かい側には、一人の男が立っていた
警察特別捜査隊隊長 ─ 青柳冬弥
冬弥
冬弥
その視線の先では、何も知らないこはねが、窓を拭きながらいつものように笑っていた
運命の歯車は、静かに動き始めていた