余命宣言された私と偽りの顔

あれから数十日たった

6月20日 今日も無事に学校を終えた今日はるなちゃんが沢山話しかけてくれた。 後輩って見てるだけで可愛いのにあんなに私のことを心配してくれているなんてまさに夢のようだ。 未だにえとちゃんは何も話す気がないみたい

私はなにかえとちゃんにしてしまったのか

全く心当たりがないだけどこれで無視され続けて数十日経つ

いやあの日退院してからだ

あぁ私の人生は短いのに なんで神様はここまで私に試練を課すの？

〇月×日 今日も何も問題なくできた...はずだった 授業で場所移動の際に意識を失いかけてた でも何とか手すりに捕まり階段から転げ落ちずにすんだ 今日は特にいい事はなかったむしろ悪いことだらけだった

私はのあとしばらく話していない

あの日のあが退院したあといつでも話せたはずなのに

私は一切話しかけられなくも答えられなくもなっていた

死ぬ

怖い

話したいよ

今日もえとちゃんと話せなかったな

近くに自販機あるのに反対行っちゃった

少しして

ここで言うべきなのかな、でも、心配かけちゃうかもだし

私はいつも通り過ごしたいだけだから、まだ内緒

なに今の質問まるで早く死んで欲しがるかのような言い方

最低だな私

数十分で今までの話したい欲を晴らすかのように仲良く話していた

驚いた急に寿命を聞かれた

みんなと過ごしたいだけなんだから

×月×日 今日はえとちゃんと仲直りができた！ 沢山お話出来て今まで溜まってたもの全部吐き出せた気がする。 ただ、えとちゃんが寿命のことを話してきた時には驚いた 私はいつまでえとちゃんをるなちゃんを騙せばいいんだろう？

こっちがのあの心の声です

こっちがえとの心の声です