琴
太宰
国木田
太宰
国木田
私は社員寮で太宰さんと 暮らす事になった。
正直心配しかないけど… まぁ、これが正当なのだ。
まず私が社員寮で 1人で暮らせないことには3つ理由が ある。
1つ目は年齢
11は流石に一人暮らしするには 若すぎる。
家事も料理も 付き添い人がいた方がいいだろう。
2つ目は私の持病にある。
私は心臓の病気があり、 発作を起こしたりすることがある。
与謝野さんの治療を受けてみたが、 先天性の病気の為、 治ることは無かった。
という事で誰かしらの目がある所で 暮らした方が安心だ。という 社長の優しさにより、同居が決定。
3つ目は私の異能力について
私の異能力は 同じ心臓の病にかけさせるというもの。
常人には相当きつい異能力だ。
それだけだったら他の社員でよかったのだが、私の本来の異能力は これではない。
私は幼い頃は病気が いくつかあった。
自分で異能力を制御できなくなると、 私の意志とは別に全て一斉に 相手に異能力をつけてしまう。
そうなるとまずい。 常人なら確実に10分で死ぬだろう。
という事で私の異能力に 耐性がある太宰さんが同居人になった。
国木田
国木田
太宰
国木田
太宰
そして太宰さんと私の同居生活が 始まったのだが……
太宰
夕飯時、弁当を差し出された。
琴
太宰
琴
太宰
絶賛、弁当と睨めっこの最中である。
貧困街でくらしてきたのもあるが、 病弱な事もあり、普段は何も 食べなかった。
そんな私が1番最初に手に取ったのは…
太宰
琴
太宰
太宰
琴
また睨めっこに入った。
太宰
琴
太宰
琴
太宰
太宰
琴
太宰
そして夜
太宰
太宰の親切心で一応布団は 分けられているが…
琴
琴はずっと隅で座っている
太宰
琴
太宰
太宰
琴
今度は布団と睨めっこ。
路地裏でダンボールに入って寝ていた 琴からすると、隅というものは 落ち着く場所だ。
太宰
そして1:00。
太宰が先に寝た。
琴
そして目に入ったのは小説だった。
琴
ページをめくる。
其れは手書きの小説で、 かなり古びていた。
琴
数十分後
琴
その小説は完結していなかった。
琴は本棚から様々な小説を取り出し、 読み進めていった
6:00
琴
琴
太宰
琴
太宰
琴は少し不思議に思いながら 寝室を後にした。
琴
琴
不器用な手つきで支度を始める。
これは貧民街のおじいさんから教わった 料理の仕方。
琴
琴
幸い、ご飯は炊いてあった。
琴
食器棚から食器を取り出し、 先程作った卵焼きと唐揚げを乗せて 茶碗に白米をつぐ。
琴
琴
太宰の家では、味噌汁は作らなかった。
琴
琴は仕方なくよく分からない食器に 味噌汁を流し込む。
そして太宰を起こす故、キッチンを 後にした。
琴
太宰
琴
太宰
寝ぼけている太宰を見て呆れながら、 キッチンから戻る。
琴
太宰
太宰
琴
太宰
琴
太宰
琴
太宰
琴
太宰
太宰
琴
太宰
太宰
琴
太宰
太宰
琴
太宰
太宰
琴
太宰
何故かコンビニ弁当の加工職人 と言われた。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!