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キャメの運転で、実写の撮影。 助手席にりいちょ、後ろにニキと俺。 もうかれこれ2時間くらい運転してもらってると思う。行く場所は伝えられていないため、わからない。高速道路を使っている為に、東京からは随分遠くに来てるみたいだ。
しろせんせー
キャメロン
ニキ
りぃちょ
これだけ長い時間車に乗るのはとても久しぶりだった。車で酔った経験はあまりないが、みんなと話しながら乗っているうちに段々と揺れが胃に届いてくる。頭がぐわんぐわんして、たまに大きく揺れる度に胃にダメージが来る。会話に混ざりたいが、段々と喋るのが辛くなってくる。
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
ニキ
りぃちょ
ニキ
キャメロン
キャメの発言的に、多分しばらく休憩所には着かないんだろう。また車が大きく揺れて、胃が掻き回される。普段あまり感じたことの無い気持ち悪さに頭痛がしてくる。
りぃちょ
ニキ
キャメロン
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
ニキ
りぃちょ
キャメロン
しろせんせー
ニキ
りぃちょ
キャメロン
ニキ
キャメロン
ニキ
しろせんせー
キャメロン
キャメの声を冷静に聞けるほどの余裕がなくて、何を言っているのか分からない。ニキに背中をさすって貰っているのが感じるが、これも苦しさで俺がどうなっているのか分からない。
りぃちょ
ニキ
りぃちょ
ニキ
キャメロン
しろせんせー
ニキ
りぃちょ
キャメロン
しろせんせー
ニキ
上手く呼吸が出来なくて、綺麗に視界が開けなくて、みんなの話が分からなくて頭がおかしくなった。無駄に何度もえずいてしまって苦しくて喉の痛みが出てくる。
しろせんせー
りぃちょ
キャメロン
りぃちょ
ニキ
しろせんせー
キャメロン
りぃちょ
ニキ
しろせんせー
りぃちょ
ニキ
2人に抱えられて車の外に出た。外の空気がする。急に違う空気の味がして体がびっくりしてしまった。
しろせんせー
りぃちょ
しろせんせー
ニキ
りぃちょ
しろせんせー
俺は両手で自分の吐いたものを咄嗟に受け止めたけれど、それは簡単に溢れていった。もう出るものはなくて苦しい。胃が空っぽで辛い。ずっとえずいているせいでさらに喉が痛い。
キャメロン
しろせんせー
ニキ
りぃちょ
ニキ
キャメロン
ニキに抱えられながらトイレの洗面台で口をゆすいだ。吐くものが無いからもう出ては来ないが、とにかくぐるぐるして気持ち悪い。胃の不快感が消えない。ニキに手伝ってもらいながら服を綺麗にする。
ニキ
しろせんせー
ニキが俺を名前で呼ぶ。本気で心配して焦っているから、撮影のこととか動画のことは忘れてるんだろう。名前で呼ばれることで少し安心感を得た。
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
出すものを出して、口をゆすいで水を飲んで落ち着いたおかげでだいぶ楽になった。りぃちょとキャメにすぐに謝りたかった。
りぃちょ
キャメロン
しろせんせー
りぃちょ
キャメロン
ニキ
しろせんせー
外にあるベンチに座ってしばらくぼーっと景色を眺めていた。ゆっくり呼吸をして、整えていった。ニキは水を持っていてくれて、りぃちょもキャメもそばにいてくれた。 ただ、ニキの心配だけが異常で、メンバーがいるにも関わらず俺の事を「裕太」と呼んでくる。相当不安になったんだろう。申し訳ないことをしたな。
ニキ
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
やはりニキには敵わない。たぶん、メンバーも色々察してはいるとは思うけれど、このままニキと一緒に居られれば安心だなと思った。心配性なのは仕方ないが、こうやって想われているのは嬉しかった。
しろせんせー
りぃちょ
キャメロン
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
りぃちょ
キャメロン
りぃちょ
キャメロン
ニキ
ニキは動揺しないでそう言った。俺は少し恥ずかしくなる。けれど、それもこいつなりの愛情表現のひとつなのだと思う。
キャメロン
りぃちょ
しろせんせー
ニキ
ニキに少し支えてもらいながら立ち上がった。もう普通に歩けるし問題ない。
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
ニキ
そう言ってキャメとりぃちょ、2人の後ろを俺らで歩く。ニキの手を少し握った。
ニキ
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
ニキ
しろせんせー
ニキ
俺らは手を握った。