テラーノベル
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その日以来、葛葉は週に3日程、 ローレンと遊ぶようになった。
ローレンは葛葉が富豪という ことを知っても、決して態度を 変えることはなかった。
葛葉はそんな人間が初めてで 困惑しつつも、嬉しかった。
そしてどんどん仲良くなり、 家にも呼ぶようになった。
葛葉
ローレン
ローレン
葛葉
葛葉
ローレン
ローレン
ローレンはゲーム機を置き、 両手を上げ、降参のポーズをとる。
ローレン
葛葉
ローレン
ローレン
ローレンはソファにダラ〜と 寄りかかる。
葛葉はローレンの膝の上に 頭を乗せ、寝転ぶ。
葛葉
ローレン
葛葉
ローレン
ローレン
ローレンは優しく葛葉の頭を撫でる。
葛葉
葛葉
ローレン
葛葉
ローレン
葛葉
葛葉
ローレン
葛葉
ローレンは少し目を見開くと、 フッと目を細めて、微笑む。
ローレン
葛葉
ローレン
ローレン
葛葉
葛葉は起き上がると、 ローレンの目を真っ直ぐと見つめる。
葛葉
葛葉
ローレンはぽかんと口を開けると、 ケラケラと笑い出す。
ローレン
葛葉
葛葉
ローレンは再びクシャッと 葛葉の頭を撫でる。
ローレン
葛葉
ローレン
葛葉
ローレン
葛葉
ローレン
葛葉
ローレン
葛葉
葛葉
葛葉は急に真剣な目になり、 ローレンの手を握ってくる。
ローレン
ローレンは後にこの返答に 後悔することを知らなかった。
そしてローレンは高校を卒業し、 大学生となった。
大学生活とバイト生活の両立は 忙しいらしく、葛葉とローレンは 会う頻度がどんどん減っていた。
そして、葛葉の高校受験をきっかけに 2人は全く会わなくなった。
ローレンは徐々に葛葉のことを 思い出すこともなくなっていった。
そんな時のことだった。
ローレンは急遽バイトがなくなり、 早めに家に帰っていた。
ローレン
ローレン
ローレンは急いでその後ろ姿に 駆け寄ると、自信なさげに話しかける。
ローレン
襟足が背中ぐらいまである 白髪の男はピタッと止まると、 ゆっくりと振り返る。
葛葉
ローレン
ローレン
ローレンは葛葉の頭を昔みたいに 撫でようとし、ピタッと止まる。
ローレン
葛葉はローレンよりも 5-6cmほど身長が高くなっていた。
葛葉
ローレン
ローレン
葛葉
葛葉
葛葉は目を細ませて、 ローレンに微笑みかける。
ローレン
ローレン
ローレンは改めて 葛葉のことを上から下までじっと見る。
銀の絹糸のような美しい髪に血の気のない 真っ白な肌、端正な顔立ちでどこか儚い。
そして極め付きは…
ローレン
葛葉
そう、深紅のルビーのような瞳だ。
葛葉
ローレン
ローレン
ローレン
ローレンは葛葉の頬に そっと指を添える。
葛葉
葛葉
葛葉はローレンの腕を掴む。
ローレン
ローレン
ローレンは慌てて、手を遠ざける。
ローレン
ローレン
葛葉
ローレン
葛葉
ローレン
葛葉は何もしゃべらずに ローレンのことを見つめる。
ローレン
ローレン
ローレンは葛葉の背を叩く。
葛葉
ローレン
葛葉の言葉はローレンに遮られる。
ローレン
葛葉
ローレン
ローレン
葛葉
ローレン
ローレン
葛葉
ローレン
葛葉
ローレン
ローレン
葛葉
ローレン
一瞬不穏な空気が漂った気がしたが、 勘違いだったようでローレンは安心する。
葛葉
葛葉
ローレン
葛葉
ローレン
葛葉
葛葉は照れくさそうに 目を逸らして言う。
ローレン
ローレン
ローレンは少し背伸びをして、 葛葉の髪をワシャワシャと撫でる。
ローレン
葛葉
葛葉
ローレン
葛葉
ローレン
葛葉
ローレン
そして、葛葉は振り向いて去っていった。
ローレン
ローレン
ローレン
ローレンはそんなことを思いながら、 家へと歩いていった。
一旦ここまでです
いいねとコメント待ってます
ご閲覧ありがとうございました🙇♀️
コメント
5件
果たして家に呼んでゲームだけで済むのだろうか…🫢🫢 不穏な感じ大好きです!!それを隠すkzhさんも気の所為にしちゃうlrさんも最高です…! 更新ありがとうございます! 続き楽しみにしてます!


600いいねしたので早く続きをッ(死 最高です。