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城覇 満月
僕は…
どうしたらいいんだ……?
またそんな事を考えてしまった…
……僕はどうしたらいい?
死神に身を委ねれば
僕の身体は死神の物
みんなはそれを止めてくれている
そんなみんなの優しさ
心配を
僕は
無視しようとしている
確かに、今委ねるのは早いと思う
でも
僕は死んでいる神を
宿している怪物
だから
乗っ取られたとしても
結果は同じなんだ
でも
心の何処か
委ねたくないと
そう思っている僕がいる
まだ諦めていなかったんだね…
僕の心は…
僕が言う様に
僕は従うよ…
死神よ…
今こそ…君の
”死へと導く鎌”を
僕に…貸して…
城覇 満月
清 莱夜
城覇 満月
刈乃愛 煉
刈乃愛 煉
城覇 満月
城覇 満月
城覇 満月
城覇 満月
恵ノ都 絢奈
城覇 満月
城覇 満月
城覇 満月
城覇 満月
城覇 満月
清 莱夜
……そうか…城覇は……
城覇 満月
城覇 満月
刈乃愛 煉
城覇 満月
城覇 満月
そう言って城覇が伸ばした手の先には
とても禍々しい鎌が握られていた
覇気的にあれは死神の鎌だ!
清 莱夜
刈乃愛 煉
恵ノ都 絢奈
恵ノ都 絢奈
例え死神の鎌を借りたとしても
身を委ねるほどのリスクは無い
だが…体力はとんでもない程消耗する
消耗し続けた先は
死が…
恵ノ都 絢奈
恵ノ都 絢奈
絢奈が城覇に交渉をする
しかし…
城覇 満月
城覇 満月
城覇 満月
恵ノ都 絢奈
刈乃愛 煉
刈乃愛 煉
刈乃愛 煉
刈乃愛 煉
清 莱夜
清 莱夜
清 莱夜
城覇 満月
城覇は悲しそうな顔をして私を見る
そして
城覇 満月
そう言い放った
清 莱夜
その言葉に驚いている間に
城覇は竜達の元へと飛んで行った
刈乃愛 煉
刈乃愛 煉
恵ノ都 絢奈
絢奈は物凄いスピードで糸を伸ばし
城覇を捉えた
しかし
城覇 満月
城覇 満月
そう言うと糸は
禍々しい炎に包まれて溶けて行った
恵ノ都 絢奈
刈乃愛 煉
これが死神の力…
どんな相手でも簡単に捉えてしまう
絢奈の糸を簡単に溶かしてしまった
使いの中で1番と言っていい程の能力
私達には…彼を止める事なんて…
出来やしないんだ…
ごめんね…莱夜…煉…絢奈…
僕は決めたよ
この命尽きるまで
みんなを助けるって
野ヶ咲 颯攦
野ヶ咲 颯攦
野ヶ咲 竜
これはまずい…
結構押されてきたな…
血を飲んだからなのか…
このままじゃやられる
野ヶ咲 颯攦
野ヶ咲 颯攦
野ヶ咲 竜
諦めかけたその時
シュッ!
空間を切るような音がした
野ヶ咲 颯攦
野ヶ咲 竜
俺も颯攦も理解が出来ないままだった
するとそこには
禍々しい覇気を纏い
禍々しい鎌を手に持っている
まるで”死神”の様な
そんな怪物が居た
野ヶ咲 竜
野ヶ咲 竜
最初誰だか分からなかったが
すぐに分かった…
野ヶ咲 竜
でも…こんな禍々しい覇気なんか…纏っていない
この城覇様は俺の知る城覇様では無かった
野ヶ咲 颯攦
野ヶ咲 颯攦
城覇 満月
颯攦が尋ねても無反応
野ヶ咲 颯攦
野ヶ咲 颯攦
城覇 満月
だが、ずっと黙ったままだった
こんな城覇様は初めてだったから…
俺はとても恐怖心があり
鳥肌は立ち、いつの間にか震えが止まらなくなっていた
野ヶ咲 竜
野ヶ咲 颯攦
野ヶ咲 颯攦
力が一気に増す颯攦
このままでは城覇様が!
野ヶ咲 颯攦
野ヶ咲 颯攦
野ヶ咲 颯攦
野ヶ咲 竜
スっ…
野ヶ咲 颯攦
野ヶ咲 竜
だが次の瞬間僕らは…目を疑った
城覇様目掛けて、攻撃をした颯攦の腕を
城覇様は貫通させてしまっていたからだ
野ヶ咲 竜
野ヶ咲 颯攦
野ヶ咲 竜
野ヶ咲 竜
野ヶ咲 竜
あれは城覇様の身体が
透けたのだ
城覇 満月
城覇様はそう言い放つ
野ヶ咲 颯攦
俺は今の出来事で確信した
颯攦では倒せない相手だと
野ヶ咲 竜
野ヶ咲 竜
野ヶ咲 颯攦
野ヶ咲 颯攦
城覇 満月
城覇 満月
城覇 満月
野ヶ咲 颯攦
野ヶ咲 颯攦
野ヶ咲 颯攦
野ヶ咲 颯攦
城覇 満月
城覇 満月
城覇 満月
城覇 満月
城覇 満月
野ヶ咲 颯攦
いよいよ始まる
呪われた一族の生き残りと
死神の戦いが……