テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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桃橙集③

第7話 - また今度。

310

2025年01月24日

#BL

#桃橙

#ほのぼの

#🔞

#SB

#恋愛

琴音

桃

橙

また今度。

死ネタ感動系です死ぬときの表現はありません死んだあとはグロくないけどあるまさかの展開です

桃

ふぅ、、、、

今日も朝、目を覚ましてご飯を作る

いつもしていること。

いつも同じって面白くない。

少しでも違うことがあればいいのに、

あの頃は今と違ったな、、、

桃

...、、、、、

俺は学生の頃虐められていた。

金持ちだったから。ただそれだけ

モブ達はいつも「金持ちアピすんなきめぇ、」

を口癖のように俺に言う。

けどあいつだけは違った

橙

...あ、、！桃くんっ、！ﾆｺｯ

桃

...なに

橙

あのさ、駅前にな？

橙

このカフェできてんて、、！✨

桃

...だからなに？俺勉強中。

橙

行こっ、、、？

桃

また今度な

橙

いつもそれ言うやん、

桃

うるさい。

橙

ふん、、...もう知らんもん、

橙

購買のパン買ってやらね~からなっ！

桃

...あ、！おい、それは違うだろっ！

橙

じゃあ、？

桃

はぁ、行くよ...、、

橙

まじ？！✨

こうやって俺にこびりついてくる。

でもうざくなかった。

なぜかこいつと居ると心地よかった。

次第に仲も良くなり打ち解けあった。

橙だけだった。俺を金だけで見ない人は

桃

...あいつ今頃なにしてんだろな、

卒業式の日に放課後ご飯に誘われたでもまた今度な。って言って俺は初めて橙の誘いを断った。

あの切ない顔は今でも忘れられない

家に帰って後悔した

そして気づいた

あの心地良さはただの空気ではなく心からだと。

俺はあいつに恋をしてた。

桃

...ふぅ、、

こんなこと考えるのも嫌だから散歩行こ、

桃

涼し...、、、

まだ涼しい春。流石に海は少し寒い

どこを見渡しても青1色

こんなに吸い込むような綺麗な海はここが初めて。

ここを教えてくれたのもあいつだった

卒業後「辛い時はここに来て話そ」そう言われ辛い時に行くとあいつはいつもここに居た

でもいつからかあいつは来なくなった

その理由はわからない。

桃

...はぁ、、、

桃

...、、、、、、

考えてたら辛くなってきた、、

桃

帰ろ、、

少年

ねぇ、、、

桃

...、？

振り返ると車椅子に乗っている少年が居た

桃

どうしたの、？

少年

辛い時はここに来るといいんだよ。

桃

...、、、ん、、？

少年

オレンジの髪でエメラルドの目のお兄さんが言ってた

桃

...え、？

...その見た目

あいつに違いない。

桃

...ねぇ、その子は今どこにいる？

少年

...きっと病院。

少年

あの人飛び降りちゃったんだって、

桃

は、？

少年

...大切な人を失ったって。

桃

...、、！

きっと両親に違いない。あいつは卒業前に両親を亡くした

桃

なぁ、っ、君もその病院の子か？

少年

そうだよ、？

桃

連れてってくれないか、？

少年

え、？

桃

俺、その子に会いたいんだ。

少年

...いい、けど、、

少年

...大丈夫なの？

桃

...なにが、、、？

少年

...、、、、

少年

ううん、なんでもない。

少年

行こっ、、

桃

おう、、、、？

なんなんだ、、、？

少年

...ここ。

少年

僕先入る。

桃

...うん、、ﾆｺｯ

少しして少年が出てきた。

少年

いいよ、入って、

桃

おう、ﾆｺｯ

少年

お兄さん、来たよ、、

橙

...桃ちゃんが、、、、？

少年

うん、ﾆｺｯ

橙

ほんまに言うてる、？そこにおるの、？ｳﾙｳﾙ

桃

...、、、、、？

...目が見えないのか、？

桃

おい、っ、、橙嘘だろ、、

橙

...桃ちゃん、、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

桃

なにも見えないのか、、？ｳﾙｳﾙ

少年

...、、、、

橙

...桃ちゃ、ぁ、っ、、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

桃

...大丈夫だからっ、

橙

ごめん、、ごめんね、っ、、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

少年

..お兄さん、

少年

気持ち伝えたら、？

桃

え、、、？

橙

...、、、うん、、、、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

橙

俺な、、ずっと桃ちゃんのことが好きやった、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

橙

...でも、上手く気持ち、伝えれんかった、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

橙

そのまま卒業式迎えて、ご飯誘ったけど、桃ちゃんは断った、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

橙

でも俺は怒ってへん、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

橙

桃ちゃん、、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

橙

謝りたいことある、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

桃

...何、、、、？

橙

.....ｯｯ、、、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛﾎﾟﾛｯ､

橙

死のうとして、ごめんね、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

桃

...大丈夫だって、、ﾆｺｯ

桃

俺は生きててくれただけで嬉しいよ、？

橙

なぁ、、桃ちゃん、、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

桃

...ん、、、？ﾆｺｯ

橙

桃ちゃんは、ほんとに今そこにおるん？ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

桃

当たり前だろ、笑

桃

声、聞こえるだろ、

橙

...俺、本当は死にたかった、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

少年

...、、、

桃

は、、？何言って、、、

橙

桃ちゃん、どこにおるんよ、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

桃

...だから、ここに居るって、、！

橙

...っ、、う、ぅ、、、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

橙

なんで、、また今度やないよ、、っ、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

桃

どした、、？なにが、？

橙

俺の前から消えないで、桃ちゃん、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

橙

会いたいよ、桃ちゃん、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

桃

だから、！お前の前に居るって、！

橙

ひっく、、、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

橙

...なんで、なんで、、、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛﾎﾟﾛｯ､

橙

なんで、死んじゃったんよ、！！！ﾎﾟﾛﾎﾟﾛﾎﾟﾛｯ､

桃

...、、、、は、、？

桃

...俺生きてるって、、！！

少年

...ねぇ、ちょっといい、？

橙

...うん、、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛﾎﾟﾛｯ､

少年

...桃さん、？

桃

なんだよ、、

少年

...桃さんはもう死んでるんだよ、

桃

だから何言って、、

少年

お兄さんは僕のこと見えてる。

少年

けど、桃さんのことは見えない。

少年

...橙さんの目が見えないんじゃないよ。

少年

桃さんが見えないんだよ。

桃

...は、、嘘だろ、、、？

少年

...、、、、

橙

なぁ、、君、、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛﾎﾟﾛｯ､

少年

...ん、、？ﾆｺｯ

橙

...桃ちゃん、そこにおるの、？ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

少年

...はぁ、仕方ないなぁ、

橙

...、？ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

少年

桃さんには帰ってもらわないとだし、...

少年

ちょっとだけ合わせてあげる、

桃

は、？

橙

...え、？ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

少年

僕も実は死んでるんだよ、ﾆｺｯ

橙

え、、、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

桃

は、？じゃあなんで、橙には見えるんだよ！、、

少年

僕、天使なの、

少年

...亡くなった人を送ってあげる天使

橙

...へ、、そう、なん、、？ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

桃

...、、、

少年

だから、魔法を使って合わせてあげる、

桃

ほんとに言ってんのか、？

少年

少しの間だけね、？

少年

...触れられるようにもする、ﾆｺｯ

橙

...へ、、、、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

少年

少し目を瞑って、

橙

うん、、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛﾎﾟﾛｯ､

少年

桃さんも。

桃

おう、、

少年

ほら、目を開けて、、？

桃

...ん、、

橙

...、、、

橙

へ、、、桃ちゃん、、！？ﾎﾟﾛﾎﾟﾛﾎﾟﾛｯ､

橙

桃ちゃん、、桃ちゃ、、、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

桃

橙、、俺が見えるのか、、？

橙

見える、、聞こえる...、、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛﾎﾟﾛｯ､

桃

...、、、ｷﾞｭｩｯ､､､

橙

...、、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛﾎﾟﾛｯ､

橙

なんで、、なんで、死んでもたんや、、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛﾎﾟﾛｯ､

桃

覚えてないんだよ、、

橙

...交通事故で死んだ、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛﾎﾟﾛｯ､

橙

俺のせいで、、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛﾎﾟﾛｯ､

桃

は、、？

橙

俺が少しでも話すのが短かったら桃ちゃんは生きてた、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

橙

海行って家まで送ってった時に出口に車が突っ込んできて、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

橙

俺を守るために桃ちゃんは死んでもたんや、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛﾎﾟﾛｯ､

桃

...そう、、、なの、、

橙

...俺、死にたかった、ずっと、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

橙

1人がこわい、、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

橙

俺の周りには誰もおらへん、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

橙

みんな俺を残して亡くなった、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

桃

...ごめん、、、

橙

へ、、、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

桃

ごめん、、、ごめんな、、、...ｳﾙｳﾙ

橙

...何言って、俺のせいやから、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

桃

独りにしてごめん、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

桃

全部思い出した、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛﾎﾟﾛｯ､

橙

.....、、、！ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

橙

いや、桃ちゃん、、！！ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

桃

なに、、、？ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

橙

身体、どんどん透けとる、、...ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

桃

...嘘、、、...ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

橙

行かんとって、！！ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

桃

橙、最後に言う、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

橙

いやや、、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

橙

最後なんて言わんで、、！ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

桃

...俺も橙のこと、好き、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

桃

ずっと大好きだった、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

桃

愛してる、、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

橙

ｯｯひっく、、、、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛﾎﾟﾛｯ､

桃

...まだ、触れられるなら、キスしていい、？ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

橙

はやく、、、はやくして、、、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

桃

...ん、、、、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

桃

ﾁｭｯ､､､...ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

橙

ﾁｭｯ､､､...ﾎﾟﾛﾎﾟﾛﾎﾟﾛｯ､

橙

んん、、、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

桃

.....俺が消えても死ぬなよ、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

橙

っ、やだ、行かんで、！！ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

桃

...大丈夫だから、、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

桃

俺の分まで生きて、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

桃

俺を学生の頃救ってくれたから今度は俺が守った、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

桃

命、大切にしろよ、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

橙

...やだ、行かんでや、、、！ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

桃

橙、好き、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

橙

いややっいや、、、！ﾎﾟﾛﾎﾟﾛﾎﾟﾛｯ､

桃

橙、大好き...ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

橙

...俺もっ、俺も好き、大好きやから、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

桃

橙、愛してる、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ､

橙

...っぁ、、、桃ちゃ、、、！ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

橙

やだ、ずっと会っときたい、！ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

桃

また今度な、、ﾆｺｯ（ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

その瞬間、橙をすり抜けるような感覚に包まれた

橙

...、桃ちゃん、、、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

橙

桃ちゃん、！！！ﾎﾟﾛﾎﾟﾛﾎﾟﾛｯ､

橙

置いていかないでお願いｯｯ、！！ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

橙

独りに...、、しないで、、、、ﾎﾟﾛﾎﾟﾛﾎﾟﾛｯ､

桃

...ありがとな、君、

少年

...少しはスッキリした、？

桃

...うん、自覚した、

少年

...良かった、

少年

ほら、あっちでみんな待ってる、

少年

行こ、？

桃

うん、ﾆｺｯ

少年

...あ、、、待って、、、

桃

...、、、、？

少年

少しそこで待っててくれる、？

桃

おう、ﾆｺｯ

少年

僕仕事が入ったみたい、ﾆｺｯ

桃

おう、行ってらっしゃい、ﾆｺｯ

少年

うん、ﾆｺｯ

橙

桃ちゃ~んっ！ﾀﾀﾀｯ

桃

は、？

桃

おいっ、！橙、！！

橙

...ん、、？

桃

何やって、、、、

橙

...また今度は、もう通用せぇへん、、

橙

...ずっと一緒がええねん、、

桃

...、、

橙

また今度は、前まで好きやった、

橙

でも今は大嫌い。

橙

待たされちゃうから。

橙

ずっと一緒、がいいの。

桃

...馬鹿、無駄なことしやがって、

橙

してへんし、笑

橙

俺にとっては大事。

桃

...はぁ、、、

少年

ほら、行くよ、！

桃

...ん、行くぞ、、

橙

あ、待って、、？

桃

なに、？

橙

手繋いでや、、、、/

桃

...、、笑

桃

また今度な、ﾆｺｯ

橙

...は、、？！//

橙

ちょっと、！聞いとった！？

桃

...はいはい、、笑

少年

ふふ、、、笑

独りにならなくていい。みんないつだって離れていても心は一緒にいる。

全部一緒になっちゃったけどね、笑

はい！いかかでしたでしようか？中々書かないようなエピソードでしたここから話重いのでしんどい方は見ないことをオススメします！おつこと！

長文琴音の過去＋私から君たちへの気持ち辛い死にたいって思ってる人最近多いですよね。私も少し前までそうでした。家族は大荒れ学校では虐め自分は何も出来ない。そんな状況でした。そんなとき 2人だけ唯一私を守ってくれましたそれがお母さんと友達ですもちろん行動じゃなかった。特に友達は。けれどそばにいてけれるだけで暖かく感じた。これだけ幸せなんだ、と感じた。ここまでが私の過去→現在の話君たちへ世の中には味方をしてくれないって人も居るかもしれないけど私は誰の相談でも聞きたいって思うなぜならそういう経験をしたから。今では精神が不安定な時もある体が弱くなってしまったのもあるだけど弱音を吐いたから今の私が居る生きたままでいる。少しでも苦しい思いをしてる子少しでいい。今の気持ちだけでもいいしょうもなくてもいい。ちょっとした悩みでもいい。聞かせて欲しい。力になれるかわかんないけどね。上手く伝えられなくてもいいコメントで打つのが苦手なら他の SNSでDMしてもいい。初コメでもなんでもいいから少し弱音吐いてみて？君達がすこしでも明るくなれたら嬉しいな！迷惑なんかじゃないからね☺️

私の作品見てなくてももしここまで来たのなら誰でもコメ欄にどうぞ☺️ みんなにできる限り返すからもし見逃しちゃっても無視なんかじゃないからね！欲しい言葉じゃなかったらごめんね？