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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
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青い監獄に着いた瞬間 、 思った

朱璃

( たった一日空けただけで )

朱璃

( こんなに久しく
感じるもんなの ?? )

朱璃

( 不思議 ~ 。 )

出入口を最後に

何も無いコンクリートが 私を出迎えた

何も無ければいいだなんて ...

思っちゃうようになったのは

悪い癖だよね 。

少し進んだ道で

出会ってしまったわ 。

春奈

あれあれあれぇ ~ ??

春奈

噂の朱璃ちゃーんw

朱璃

( あー面倒いのが来た ... )

こいつらも飽きないのか

全然マウンティングお嬢じゃん

朱璃

今は構って
あげられないの

朱璃

ごめんね

春奈

は?何それ

春奈

調子乗ってんの?

そうじゃないでしょ

朱璃

逆に私に
付き纏う意味は何?

朱璃

構って欲しい以外に
何があるの?

わかってる

男狙いだもんね

私が邪魔で仕方ないから

私が自分から出ていくように 仕向けるつもりなんでしょ

怒りに満ちたであろう春奈が 顔を赤くした

春奈

うざいうざいうざい!

春奈

桃花!こいつまだ
調子乗ってるよ!

桃花

そうね

桃花

この前のじゃ駄目なのね ...

桃花

とゃんと制裁してあげないと
わからないもんね?

腕組みをした桃花が一気に 話しだした

腕組み ... 警戒でもしているのだろうか?

朱璃

( ここは防犯カメラも
全然作動してるし )

朱璃

( 人も通りやすい )

朱璃

( 馬鹿だな 、こいつら )

と 油断はしていた

桃花

ほーらっ

桃花

私たちとお仕事しに
行きましょう♡

朱璃

... えっ?

春奈

もー!

春奈

朱璃ちゃんがいなくて
寂しかったぁん

朱璃

??

二人は私を真ん中で挟み

両腕に絡みついて来た

朱璃

( 何 ... どういう状況 ?? )

だが心做しか

腕を組む力は

強かった

恐らくだが

二人は私を人気のない所へ さりげなく連れて行く気だろう

その先は ......

あまり考えたくないな

朱璃

ぃい痛い ... !!

朱璃

やめて... !!

まぁ演じきって見せますよ

でもさぁ ...

朱璃

( ミシミシ
いってるからぁ !! )

流石の演技でも ポーカーフェイスは崩れていくわ

桃花

早く歩きなさいよ

桃花

誰か来たらどうする気?

春奈

助けて貰うつもり?笑

春奈

誰もアンタに
興味なんてないから 笑

二人は

そう囁いた

朱璃

... くッ ......

朱璃

た 、確かに ......

朱璃

確かに私は ......

朱璃

皆から愛して
貰えてないかもしれない

朱璃

誰も私の事なんか

朱璃

見向きもしてないって
思ってるよ ...

朱璃

周りから ...

朱璃

卑猥者扱いされて
いるかもしれない ...

朱璃

でもねぇ ...

朱璃

私はね ......

朱璃

自分の事を魅てくれない人
には興味無いの ... !!

朱璃

私の事を嫌うなら

朱璃

嫌いのまま終わりでいい

朱璃

私を好いてくれる人
だけでいい

朱璃

だから ...

朱璃

あんたらなんか ... !!

引き摺られた脚が止められた

桃花

知ったこっちゃ無いわよ 笑

桃花

アンタになんか
誰も興味無い

桃花

これは事実よ?w

桃花

そんなに正義感持って
話されても困るわよ 笑

春奈

ほんとそれな

春奈

私らはとことん嫌い

春奈

じゃあこれで完結!

春奈

はい 、制裁のお時間でーす

桃花

何を言っても

桃花

あんたの言葉自体が
不愉快なの

桃花

もう諦めなさい

桃花

私達の邪魔をする
貴方が悪い

桃花

ほら

桃花

部屋はもうすぐよ♡

わかってた

潔も言っていた

どれだけ他者の心をノックしても

人は自分から変わらないと意味が無い

朱璃

( 私が変えれるような
モノじゃないんだ )

人間って難しいね

人生って難しいね

性格の醜さは そう変わらない

綺麗なものが汚くなるより

汚いものが綺麗になる方が 断然遅い

じゃあやっぱり

私達からどん底に 堕とさないとね

醜いなら

醜いままでいい

おい

朱璃

安心してよ

桃花

ぇっ ... あ ...

桃花

潔くん ... !!

桃花

今から三人で
仕事をしに_

パチンッ

潔が差し伸べた桃花の手を払う

桃花

違ぇだろ

嘘つくなよ

私にだって味方はいる

邪魔だ退け

とっても心強い味方がね

お!凛!

二人は見つめ合った

アイコンタクトかな?

はぁ ~ ... ん ...

ガシッ

春奈

ッ!?

春奈

痛ッ !?

桃花

凛が私を掴んでいた

二人の手首を掴み返した

この手はなんだ?

邪魔だな 。

こちらも 、

心做しかギチギチと 音を出している

朱璃

( 強くない?)

朱璃

( 大丈夫 ?? )

痛がる2人を他所に

容赦なく凛は

勢いよく手を離した

春奈

はぁ ... はぁ ...

わかったか?

散れよ 。

モブ共

ひぇ ~ ...

容赦ねぇな 笑

黙れ

ははっ 笑

んまぁ 、
今回はこれで許すけど ...

グイッ

朱璃

へっ ...

次手ぇ出して来た時は ...

覚えてろよ ... ?? 笑

私の肩を自分へ寄せ 、 彼はそう言い放った

実に良いゲス顔だ

春奈

っ 、何よ!

春奈

皆 、皆!!

桃花

いいのよ春奈 ... !!

桃花

行きましょう !!

春奈

ぐぅぅ ... !!

ふぅ ~ 、怖かったぁ ......

ふんっ ... 情けねぇな

仕方ないだろ!

女子の扱いには
慣れてねぇんだよ ...

朱璃

え ...

ON/OFF激し過ぎない?

それであれだけ カッコつけれたの?

朱璃

かっこよかったよ ... ??

朱璃

潔 ......

......... 。

... あざす ...... 。

帰る 。

待てよ!

潔は凛を取り押さえ

私に視線を戻した

俺 、朱璃を
出迎えに来たんだ!

朱璃

出迎え ... ??

おう!

でも ...
凛も居るって事は ......

ゲシッ

い゙っで!?

喋んなカス

ははは ...

まぁとりあえず!

おかえり!!

朱璃!

皆 、待ってるぞ !!

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コメント

16

ユーザー

よっちゃんのゲス顔✨

ユーザー
ユーザー

最高すぎです、続き待ってます、頑張ってください!

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