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俺が幸せになる番

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俺が幸せになる番

1 - 救世主

♥

201

2024年12月13日

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こんにちは! 初めての創作だ!

アイコンを使わせて頂いた方です! 画質悪いですが…

メインキャラ達!

拓海(タクミ)

蜜樹(ミツキ)

龍也(タツヤ)

律(リツ)

陸(リク)

ヤクザです! 口調わかりません!

だいぶ遅くなってごめんなさい!

これから話すのは、俺が幸せになるまでの話だ。 この頃の俺は毎日奴隷のように働かされる毎日だった。

拓海(タクミ)

ただいま…

静かに玄関のドアを開け、そう囁いた。

おっそいわね!!いつまで待たせんの!?このノロマ!

芋子

今日給料日よね!?さっさと渡してくれる!?この役立たず!

いつもこうだ。俺に返ってくる言葉は全部『罵倒』。

父さんが出て行ってから、家事や仕事は全部俺任せ。 俺の休みはなかった。

拓海(タクミ)

これ、

今月、少ないんじゃない?

拓海(タクミ)

ごめんなさっ、

芋子

謝るくらいなら最初っから稼いでくれる!?

拓海(タクミ)

でも、

でもじゃない!!

可愛い芋子が住めなくなったらどうするの!?

勿論、生活費だって俺が稼いでる。

拓海(タクミ)

(もう、嫌だよ、)

芋子

あっ!そーだ!拓海!オムライス作ってよ!!私オムライスの気分だから!

拓海(タクミ)

ざ、材料、ないよ

芋子

いいから!作れよ!

妹の言うこと聞けないなら出てけ!

拓海(タクミ)

昔はッ!

拓海(タクミ)

昔は、こんなんじゃなかったよ、!

勇気を出したこの言葉も

昔ぃ?笑

なんのこと?笑笑

芋子

昔なんてどーでもいいわ笑

この人達には響かない。

拓海(タクミ)

ふざけんなッ

芋子

こっちのセリフだよ!(足で蹴り飛ばす)

拓海(タクミ)

痛っ!

理不尽に殴られ蹴られ、こんな生活が毎日のように続いた。 でもある日、現状が一変する出来事が起こった。  

アンタ!最近給料低いと思ったら!!

私達に隠れてこんな美容液とか買ってたの!?

拓海(タクミ)

ごめんなさいッ!

拓海(タクミ)

謝るからッ、殴らないで…ッ!

俺が隠れて購入していた美容液等がバレてしまった。

こんなのばっかり買って!私達が生活できなくなったらどうすんの!?

このっ!役立たずッ!

拓海(タクミ)

痛いッ、やめてッ!

アンタの給料がなきゃ芋子とエステ行けなくなるじゃない!

拓海(タクミ)

俺の事、は、どうでも良くなっちゃったの…ッ?

拓海(タクミ)

前まで、芋子と同じ扱いを受けていたのに、

拓海(タクミ)

父さんがいなくなった途端、なんで俺だけ苦しまなきゃいけないの…?

拓海(タクミ)

おかしいよ…ッ

体は動かないのに、口は動いてしまう。 こんなこと言ったら何されるかわからない、 なのに、勝手に口が動いてしまう。

はぁ?よく言うわ。

お前は昔から邪魔だったの。

あの人に気にいられてるアンタが!

アンタを消したくて消したくて、たまらなかったわッ!

拓海(タクミ)

なんでよ…ッ!おれ、何かしたの、?

いい機会ね。消してやるわよ…

拓海(タクミ)

待ってよッ、!!?

母は机に置いてあったハサミで俺の腕を切り付けた。

拓海(タクミ)

痛いッ“!!

拓海(タクミ)

なんでよッ“…、?

母がハサミを振り上げ、俺をもう一度切りつけようとした、その時

ピンポーン

インターホンが鳴った。 そのインターホンで、俺は救われた。

チッ、

拓海(タクミ)

あっ…“あぁ…“

痛くて痛くて、耐えられない、

拓海(タクミ)

血ッ止まらない…ッ

動かない体を無理矢理動かし、玄関まで向かった。

はーい!

誰ですか?

芋子

お母さん!

芋子!?

ドアを開けるが、誰かわからなかった。 だが、強面の男性たちの後ろから出てきたのは妹子だった。

龍也(タツヤ)

お宅の娘さんが俺らの車、傷つけてくれちゃってね。

陸(リク)

弁償、出来ませんか?

律(リツ)

700万かな

そ、そんな大金!いきなり無理よ…!

龍也(タツヤ)

んじゃぁ娘さんに仕事して稼いでもらわねぇと

陸(リク)

ちょーっとあの仕事には若さが足りないけどね笑

律(リツ)

こいつでも別に売れるだろ、物好きな客人に笑

芋子

失礼ね!私は29よ!まだまだ若いわ!

芋子

あっそーだわ!!

芋子

拓海!拓海を貴方達に渡すわッ!拓海を貴方達に売ってチャラにしましょ!?

律(リツ)

あぁ?

そっ!そうよ!アイツ!アイツなら!アイツならいいわよ!丁度家を出させたかった頃だし!?

拓海(タクミ)

えっ、、?

母が俺を指差し、まるで出て行けと言っているかのような言い方をした。

龍也(タツヤ)

ふぅ〜ん

拓海(タクミ)

……

『 ここにいたくない 』 それしか考えられない俺の返事は決まっていた。

陸(リク)

どうすんの?

拓海(タクミ)

…それでチャラになりますか?

律(リツ)

あぁ。

拓海(タクミ)

……

拓海(タクミ)

行きます、

拓海(タクミ)

俺が迷惑な事をしてしまったのであれば、俺を売るなり焼くなりしてくださって構いません。

龍也(タツヤ)

なかなかいいじゃん。気に入ったよ

律(リツ)

じゃぁ来い。

強面の男性の1人が俺と肩を組んだ。 そうすると、横腹辺りに血がついてしまう。

拓海(タクミ)

そんなっ!服に、血っ、!血がっ、ついちゃいますっ、

俺は慌てて言った。 本当は怖かったんだ。

律(リツ)

あぁ?んな事どーでもいーわ

少し乱暴だが、俺はこの家から出ることができた。

ごめんなさい少し噛み合わなくなってて! 拓海のお姉ちゃんが!芋子です

俺が幸せになる番

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コメント

4

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え ッ 、 好 き 🫶 何 こ の 神 作 品 🥹 続 き 楽 し み 😉 💓

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