ざこ敵ゆ
暗い洞窟の中で怒号が飛び交う─
???
ざこ敵ゆ
洞窟中にやかましい足音が響き渡る
ざこ敵ゆ
野生のゆ
ざこ敵ゆ
???
ざこ敵ゆ
ぞろぞろと、しづけさなど知らず、 道を闊歩してゆった。
盗賊
盗賊
盗賊
やや日も明ける頃…
盗賊
盗賊
*そこら中を漁る*
盗賊
???
???
盗賊
遠く、微かに響く、声があった。
???
???
盗賊
タッタッタッタッタッ…
???
???
一つ
上官の命令は絶対である
一つ
上官の指示には「イエス」「サー」で 答える
一つ
進行を妨げるものには…
???
ざこ敵ゆs
銀色の嵐がそう広くはないダンジョンの中を通りゆく
その進路にはたった一人の男─
剣士
必死に逃げ回る男が一人
なぜこうなったか─
─────────────────
〜数分前〜
剣士
離れた声が聞こえた
ざこ敵ゆ
???
剣士
ざこ敵ゆ
剣士
─一秒─
ざこ敵ゆ
耳が痛くなるほどの笛の音が空気を掻き乱した
剣士
???
嫌な予感など感じる暇もない─ それが戦場である
剣士
???
よくもまぁ、 銃声に負けない怒号で指示が出される
剣士
剣士
???
剣士
銀の嵐は岩肌を破り、男の肌を裂いた。
対して男にあるのは一本の剣と… 一本の道のみである
道の果てに、 光の筋を見た。
剣士
届かないのだ。
手を伸ばせど、足を伸ばせど、届くはずがないのだ。
背には幾百もの弾丸が跡を作っていた。
男は、一本の道を見つけた。
剣士
ざこ敵ゆs
???
剣士
???
元グリーンベレー
ざこ敵ゆs
剣士
男の背に掛けられた鞘から一筋の閃光が─
ざこゆA
ざこゆD
???
???
剣士
指揮を執っていた男は考えた─
???
???
ざこ敵ゆs
嵐は男の指揮により止み、 指揮を執った男は剣の男の前へ出た。
???
指揮の男は片方の男に怒鳴る─
剣士
片方の男は小さく怒鳴り返した
???
???
険しい視線と銃口が一箇所に向けられる
男は、剣を握りながら、瞬時躊躇い、 答えた。
剣士
???
─荒い息遣いのみが聞こえた。
???
しづけさに怒るかのように、 男は怒鳴った。
剣士
ここで食い下がれば確実に互いに 損傷が生じることを双方は分かっていた。
指揮をする男とその部下たちは 何事もなかったかのように進んでいった。
男は、確かに悔しさを感じた。
だが男とて目的は彼らと同じである。
その道中で命を落とせば 元も子もないというものだろう─
剣士
剣士
重戦士
剣士
重戦士
重戦士
剣士
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