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草花
草花
草花
草花
草花
草花
草花が去った。
朱奈
近くにいたようだ。
朱奈
朱奈
草花
まだ見ぬ春も、君のとなりで笑っていたい
明日の世界が君に優しくありますように
草花
草花
夜が明けたら、一番に君に会いに行く
草花
草花
草花
草花
死にたがりの君に贈る物語
草花
草花
嫌なことを、 思い出してしまった
図書館で一度に借りられる本は5冊、 1カ月間借りることができる。
草花
カウンターに行き、借りた彼女は、 俯きながら図書館を出た。
朱奈の部屋、時刻は午後10時
朱奈
私は、彼女の事を何も知らない。知っているとばかり思っていたけれど、そんなことなかった。 好きな事、物、中学生の頃の話も。何も知らない。
朱奈
朱奈
先程から鳴っていたようだ。
朱奈
朱奈
美心
朱奈
美心
朱奈
美心
美心
朱奈
美心
朱奈
美心
朱奈
通話が切れる音 朱奈はため息を吐いた。
朱奈
朱奈は気の置けない一番の友人だ。 中学の頃からの付き合いだけど、まるで小さな頃から一緒だったかと思うくらい。
朱奈
朱奈
好きになった日のことを、 良く覚えている。
私の学校近くの公園には、池があった。池の中では魚が泳いでいて、背の低い柵が気持ち程度に置いてある池だった。
朱奈
その日はちょうど梅雨の時期で、数日雨が振り続いていた。
子ども
朱奈
何か、子どもの声が微かに聞こえた気がした。
こんな雨の中どうしたんだろうと思い、公園に入った。
朱奈
池の周りと中に1本ずつ、傘が落ちていた。
雨の中、傘を落とす人がいるだろうか。しかも、開いたままの状態で。
朱奈
理由はすぐに分かった。
子ども
溺れている子どもと、それを助けようとしている人。
草花
打ちつける水を受けながら、必死に泳いでいる彼女を私はただ、見ていることしかできなかった。
朱奈
どうして見ず知らずの子を、自分の危険をかえりみずに助けるなんてことができるのだろうか。
朱奈
彼女の制服は、同じ学校の制服で──
朱奈
彼女は子どもを助けてからすぐに、その場から離れていった。
草花
ため息一つ残して。
ここからは余談だが、子どもは溺れて意識がなかったため朱奈が救急車を呼んだ。救急車を見送った後、朱奈も公園を後にしたのだ。
朱奈
朱奈
考えても分からない。
朱奈
明日、なんとかなるでしょ!