康平
俺、さ
少し間を置いてから言う。
康平
蓮音が、俺の前でだけ
変になるの、
前から気になってた
変になるの、
前から気になってた
蓮音の指先が,ぎゅっと絡まる。
蓮音
……変,って?
康平
無理してる感じ
康平
平気な顔してるけど、
目とか、呼吸とか、
全部逆
目とか、呼吸とか、
全部逆
それを指摘されるとは 思っていなかった。
蓮音
……観察し過ぎです
康平
そうかもな
否定しない。
康平
でも、
放っておけない程度には
放っておけない程度には
その言葉が, 蓮音の中で静かに波紋を広げる。
放っておけない。 それは、優しさだ。 だからこそ、危ない。






