❤️💙 短編集

まただ

もう両手の指じゃ足りなくなってしまった

まぁ別に本当に好きで付き合ったわけじゃ ないし

ただ俺の欲求を満たすため

また次を見つけなきゃ。

バイトの帰り道、 空はすっかり藍色に染まっている

そろそろテスト期間だななんて ぼんやり思いながら 家路を辿っていると、

細い脇道から誰かが泣いているような 声が聞こえて立ち止まった

ヨレヨレのスーツに身を包んで へたりこんでいる男。

俺より年上に見えるが、 大人と呼ぶには若い気もする。 新社会人というやつだろうか。

なんとなく気になって、 前髪を払ってみると暗闇でも分かるくらい 顔が赤い

向こうがこちらを視認して 目が合った時、 直感的に運命だと思った

彼の了承も聞かないまま 俺は彼をおんぶして 家に持ち帰った

あぁ、家が近くてよかった まさかこんな収穫があるなんて。

運んでる間も泣き続けている 彼に興奮しながら、 家に着いて早速ベッドの上におろした

はは、笑 危機感無さすぎじゃない？笑

知らない奴の家に連れてこられて 何が入ってるかも分からない 水飲んで

名前も答えちゃって 苦しいのかネクタイも緩めちゃって 誘ってんの？

あぁもう我慢できない。

俺は昔から弱々しく泣く人の 泣き顔や声が好きだった。

酷く興奮して もっと泣かせたいって 欲をかいて、異常者扱いされた。

だから彼女作っても すぐに別れを告げられる。

でも、でもね、 見つけた。

こんなに興奮したの 人生で初めてだ。 早くもっともっと泣かせたい。

20歳超えた成人のくせして 赤ちゃんみたいにぐずぐず 泣いてんのめちゃくちゃ興奮する

これが快楽の涙になったら どれだけ俺を楽しませてくれるんだろう

真新しそうなベルトを外して パンツごとズボンを下ろす。

身長のわりに可愛らしいサイズの それに思わずふっと笑ってしまった

こんなイケメンなのに このサイズのせいで えっちさせて貰えなくて

まだ童貞なんだ？ えーなにそれ、 可哀想で惨めでめちゃ可愛い♡

それにこれから 童貞非処女ってレッテルも 貼られるのも可哀想かわいい

くちゅくちゅ♡

びゅーーっ♡♡

ぐじゅぐじゅと 自分より年下の高校生の前で 情けなく泣いているのが 愛おし過ぎて今すぐにでも

ぐちゃぐちゃにしてやりたい

それでもまだ理性は残っているのか 頭を横に振ってイヤイヤと 抵抗してくる

調教しがいがあるから まぁいいんだけど。