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ブクマ失礼します
前作読んでから改めてきた、 わぁすき
ほんっとごめんこれの前作 なんて題名!?同じ、? どれかわかんない!!((
こんちゃ
前のストーリーで 続きまだですかと 言ってくださったので つづき
前回を見てない方は 私のプロフィールから飛んで 見ていただけると幸いです
どぞ
2人きりになった部屋
やはりこの雰囲気に 耐えられる訳もなく スマホを触る
『…それで良かったん??』
瑠宇
詩流の言葉が頭の中で チラつく
そんなの良いわけないじゃん、
とっくに何度も考えたこと. でも、僕は臆病だから 彼にはきっと届かないんだ
ぎゅっとスマホを握りしめる
忘れようとしてみるものの 詩流だけじゃなくて隣で 悲しそうに顔を歪ませた 梨衣の顔すら浮かんできて しまう始末
僕が言えると思う??
自分にそう問う
だがそれに返すのも 自分であって結局は 自分が決めること
言いたい でも言えない そんなふたつの感情が 渦巻き頭の中はごちゃごちゃ
考えることすら 辛くなってきた頃 気づけばテレビのリモコンに 手を伸ばしており、 ピッとテレビをつける
入ったのは2人でよく見ていた バラエティー番組
今も二人でいるのに 見ているのはひとりで 笑い声の響く番組とは 対照的に胸が苦しくなる
今言えたらどんなに楽なんだ.
そんな思いでいっぱいになり 視線が下へと向こうとした時だった
「 瑠宇くん__. 」
耳に入ってきたのは テレビの中の人でもなく 大好きだった彼の声で 顔を上げる
目の前に立っている瑚緑に 一瞬息が止まったような感覚になる
久々に呼んでくれた自分の 名前にドキッとし、 言葉が出ず彼の顔を見つめる
瑚緑
小さな声
瑠宇
それでも確かに彼は ごめん と言い 瑠宇の顔を見つめ返してくれている
瑚緑
ちょっと待ってよ、 なにそれ
瑚緑
瑚緑
それじゃあ瑚緑ちゃんだけが 悪いみたいじゃん。
瑠宇
瑚緑
気づけば彼の手を掴み 言葉を遮っていた
掴まれた本人は 目を真ん丸くして 瑠宇の言葉を待っていた
瑠宇
蓋のしていた感情が 少しずつ溢れ出す
瑠宇
瑠宇
そう言い切り いつの間にか溜まっていた 涙が頬を伝う
瑚緑
ぜんぶぜんぶ伝えたい
あれは二人の問題で 1人で抱える事じゃないんだって.
瑠宇
瑠宇
子供のように涙で グチョグチョになりながら 彼に訴え続ける
瑠宇
瑠宇
視界が真っ暗になり、 全身で温もりを感じる
回らない頭をどうにか 回して、やっと 抱きしめられているのだと 分かる
瑠宇
瑚緑
瑚緑
彼の胸元が 自分の涙で濡れていくのも 気にすることなく 今まで以上にわんわんと泣く
瑚緑
終始そう言う瑚緑の声も 震えているように聞こえた
瑚緑
瑠宇が泣き止んだ頃 肩を優しく掴まれ、 真っ直ぐの瞳を向けられる
瑠宇
濡れていた涙も乾き 笑顔で返す
僕もごめんね
その言葉を飲み込んで また彼に抱きつく
瑚緑
瑠宇
大好きだよ.
寒い中外で窓から 抱き合う2人を眺める
智
七々
何か気づいた七々が 詩流の隣で微笑む
詩流
と、何故か熱くなっている 詩流にほーんと適当に 返事し、隣にいる 愛おしい恋人に視線をずらす
智
スン と何度も鼻をすする 梨衣の様子がおかしく、 優しく問いかけるが 返事がなく心配になる
智
梨衣
顔を覗き込めば何故か 泣いていて必死に涙を 拭っている
智
後ろからそっと抱き締めれば 智の腕に顔を埋める梨衣
智
頭をポンポンと撫でてやれば 別に としゃくったこえで そう言う梨衣
でもこいつのことは 分かってるからいいんだ
本当は誰よりも仲間想いで 優しいことなんて 痛いほど分かっているから.
外の冷たさとは 違い二人の温度は 暖かかった
梨衣
と、相方思いは良いが 行き過ぎることがあるから 少し大変
まぁ俺からしたらそんなとこも 可愛いんだけど、
入るよーと、玄関のドアを 開けた七々達の後に続き 手を繋いで家の中へ 入った
はい、おわり
内容忘れちゃってたし なんか前より表現力 落ちてて萎えた(は
これで良かったかは 分かりませんが 続きみたいと言って下さり ありがとうございました🙇♀️✨
それでは~
♡500↑