苺兄弟の日常

〜甘えたい〜

おはようございます。赤です

突然ですが最近困っている事があります

そう。三男である桃が俺にべったりなのです

今も俺を抱きしめながらスースー寝てます

返事するだけで起きようとしねぇ

抱きしめる力は強くなるばかり

中々起きないので桃の脇腹をつつく

最初は我慢していたが流石に擽ったいのか片方の手を俺の体からはずした

その隙にベットからおりる

掠れた弟の声が聞こえるが無視して朝ご飯を作りに行く

俺がご飯を作りながら考えていると桃がおりてきた

俺は無理に聞き出そうとはしなかった

数分後橙黄がおりてきた

まだ眠いのかウトウトしながら俺と話す

可愛くてつい頭を撫でてしまう

黄の頭も撫でてあげる

俺の唯一の癒し

そんな事をしていると桃青がおりてきた

そう言い俺に抱きついてくる

橙黄と同様に頭を撫でてあげるとニコニコしながらリビングに行った。

今ここにいるのは俺と桃だけ

桃は何も言わず俺をじっと見つめる

冷たい態度で桃もリビングへと行ってしまった。

朝ご飯を食べ4人が学校へ行き、俺も授業を受けバイトへ行き

別に変わった事はなかった

気付けばもう15時

俺が立とうとするとガチャと玄関のドアがあいた

朝よりは元気かな、ちょっと安心

特に会話もなくスーパーへ行き買い物をした

今は帰り道。ずっと黙っていた桃が口を開いた。

俺の質問には答えず問いを出す

なんでこんな事を聞いてくるの

こいつも可愛いな

こんな会話をしているうちに家に着いた。

冷蔵庫に買ったものをしまう

パッ

ニヤッとしながら言う

少し戸惑ってはいたが兄弟達はいないのでゆっくりと俺に抱きついてきた

朝他の弟達にしていたように頭を撫でる

それからというもの

弟達の前は以前と同様甘えてはこないが夜はいまだに俺の布団に入ってくる

最近は擽ると桃も俺を擽るので2人で笑いながらベットから落ちるのがルーティン

これからも甘えてきてよね

桃ちゃん！