通話を無理やり終わらせて
持っていたスマホを投げ捨てる
息が荒い
動きながら大声をあげていたら
それはいくら自分でも
体力の限界というものがある
畳に勢いよく倒れ込む
腰を強く打ったがそんな事はどうでもいい
疲れでそんな事気にしてられるか
すぐ横で気持ちよさそうに
寝ているこえ君
なんでこんな事になったのか
こえ君が帰ってしまった後
物凄い後悔に襲われた
性格も考え方も違う5人が集まったのだ
今まで、活動をやってきて
勿論よく喧嘩もしてきたけど
ここまでモヤモヤした気持ちが宿ったことはなかった
互いに頭を冷せば
自分が悪かったとか
やはり相手にはこうして欲しかったなどと伝えられたから
だけど今回に関しては
自分たちは本当にこえ君の事が心配だっただけだし
悪気など微塵もなかった
それでもやはり
こえ君にも彼なりの理由があったと考えると
この問題に関しては今後の活動を続けていく中で
かなり大切な議題であるということに気づいた
だから話を聞くために此処に来た
頭を強くぶつける前に
何とか支えたものの
こえ君の意識は遠のくばかり
それでも
「大丈夫か!?」
「しっかりしろ」
と何度も何度も自分が叫び続ける声の合間に
細々と蚊の鳴くような声で聞こえるのは
「守らないと」という強い使命感
よくよく考えれば
この状況で倒れるのは当たり前かもしれない
机の上に広がった資料の山を見れば一目瞭然
コラボ相手との打ち合わせ
企業様コラボの案内
他グループの事も抱えながら
すたぽらの活動も完璧にやり遂げ無ければいけない
勿論その分タスクも増える
それなのに自分たちの所には+の資料は一切来なかった
僕一人で出来る量だからと
そんな訳ないのに
そんな事あるはずがないのに
こえ君の優しさに
笑顔で何でも受け入れてくれるその姿勢に
頼りきってしまっていた
それでもまだ神は
自分たちを守ってくれている
こえ君はその後 幸い
1、2分気を失っていただけで
その後はケロッとしていた
病院に連れていこうとしたが
本人に断られた
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どっちにしろ今日は祝日だし
緊急でいっても今の時間じゃ満員だろう
うちは幸い
その分野に詳しい人材が2人もいるし
今は病状も落ち着いている
とりあえずゆう君達を待つという
決断に至った
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ぁ...来たか
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自分もふんぞり返っていた姿勢を治す
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まさに「医師」という感じで現れた2人
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やっぱ頼りになるな
まぁ...いいや
自分もちょっと
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夢の国にお邪魔しようかねぇ
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医師
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医師
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医師
医師
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医師
医師
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公式配信が終わって
しばらくした後
「尿の色が変だった」と
まろが物凄い顔をして帰ってきた
その時点で腎臓に何かあったのだと
覚悟はしていたがまさか
ここまで進行しているとは
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医師
医師
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医師
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医師
医師
一生...
医師
医師
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医師
医師
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医師
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医師
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...まろの家族
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医師
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医師
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医師
医師
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医師
早々と去っていく医者
難しい要求ばかり言っている事は分かっているけど
それでも最後はちゃんと動いてくれる
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コメント
20件
一気見させていただきました、もうね、なきました
Coe.くんはとりあえず良かったけどifくんが、、😭いむくんにちょっと感動した、、助かりますように!!続き楽しみにしてるねー!