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赤羽輝
はぁ……
今回は双子では無く輝のみのお話です。
赤羽輝
母さん……
赤羽輝
イザナさん……
赤羽輝
辛い時
赤羽輝
悲しい時
赤羽輝
苦しい時
赤羽輝
助けて欲しい時
赤羽輝
誰かに伝える事が出来る
赤羽輝
それってさすごくいい事だと思うけど
赤羽輝
その反面
赤羽輝
簡単に言い続けると
赤羽輝
聞く方も辛くなるんだよね。
赤羽輝
全く言わないのも良くなくて、
赤羽輝
言いすぎるのも良くなくて
赤羽輝
だからそのさじ加減が分からなくなる
赤羽輝
楽しかった事
赤羽輝
嬉しかった事
赤羽輝
それが何よりも沢山伝えられたら
赤羽輝
言い合えたら
赤羽輝
きっと【笑顔】で
赤羽輝
溢れる様になるのかな。
赤羽輝
泣
赤羽輝
はぁあ…
赤羽輝
俺は守るべきものが多すぎるよ……
赤羽輝
辛くても誰にも言えず。
赤羽輝
唯一の肉親であるつばさにさえ
赤羽輝
言えない…
赤羽輝
疲れててもどんな状態でもさ…
赤羽輝
長女だから…
赤羽輝
1番上の立場だから…。
赤羽輝
俺が弱味をみせればみんなが不安になる。着いていこう。なんて思わなくなる。そうなるのは悲しいやん？
赤羽輝
だから、俺は我慢して、耐えて、2人のようになろうとする。
赤羽輝
……それが俺が決めた事だから…
双子の母((無理して自分を演じるのはお勧めしないわよ。
赤羽輝
……え？？
イザナ((お前はやっぱりいくつになっても無茶をするなぁ。
赤羽輝
その声……
赤羽輝
母さんに…イザナさん！？
2人((他に誰の声っていうんだよ(のよ)
赤羽輝
ど、どうして…
イザナ((お前が1人で抱え込んでるから出てきてやったんだよ。言っただろ？いつまでも見守ってやる。って
赤羽輝
……はい。そうでしたね。
双子の母さん((あんたって子はァ全く、、まずは、あなた達双子を置いて亡くなったこと。ごめんなさいね。
赤羽輝
そんなのいいんだよ😄
双子の母さん((何で翼を頼らないの？ずっと一緒にいた唯一の肉親だって言ったじゃない。それなら…
赤羽輝
母さん……
赤羽輝
俺が翼を頼らない理由は
赤羽輝
俺と考え方、行動の仕方全てが似ているからだよ。
赤羽輝
俺と同じ立場ならあるいは俺以上に抱え込む可能性があるから。
赤羽輝
だから言わなかった。
双子の母さん((そう…
イザナ((けどよ、それじゃあよあいつの気持ちはどうなるんだよ。頼って欲しいんじゃないのか？
赤羽輝
あぁ。多分そうだと思う。
赤羽輝
けど、俺はこれでいいって思ってるんだよ。
双子の母さん((あなたの人生なんだからやりたい様にやったらいいわ。だけど、これからは無茶しないで。
赤羽輝
……善処します。
イザナ((約束だ。
赤羽輝
！！
赤羽輝
はい。
2人((それじゃあ私たちは行くわね。元気でやるのよ。
赤羽輝
はい
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