テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
あまぐも。
あまぐも。
あまぐも。
あまぐも。
あまぐも。
あまぐも。
日本
ドイツ
あまぐも。
あまぐも。
ザザン_こつん_ザザン_こつん_____
こつん、こつんと小石を蹴る音と波の音が混ざっている。
ガードレールの外を横目で見た。今日の海は少し荒っぽくて、大きな大きな波を立てていた。
日本
顔を手で覆い、うめき声を出す。
そう、昨日私はもともと通っていた学校を離れ、この海辺に近い田舎の学校に転校することになったのだ。
騒がしくてさわやかな笑い声が飛び交っていたあの教室にいたのはまだ昨日のことなのに、まるで10年前の出来事化のように懐かしく感じる。
日本
顔をうつむかせ、不安をこぼす。
私の人生のなかで【転校】というイベントが起きたことはない。これが初めてだ。
日本
ばちん、と頬を叩いた。
日本
自分に喝をいれ、足を前に____
ドンッ
日本
???
____進めようとした、が、鈍い音が鳴ると同時に足は動きを止めた。
日本
急いで飛び起き、目の前の人に手を差し伸べた。
日本
彼は困惑した様子で答え、私の手を取る。
???
よかった、と胸をなでおろすと、彼が着ている制服が目にとまった。 思わず口が開く。
日本
彼は一瞬ポカンとした顔をしたが、その後すぐ答えた。
???
息を大きく吸い、言った。
日本
彼は目を大きく見開いた。
???
日本
彼らどうやら転校生が来ることを知っていたようだ。 きっと、担任の人が話してくれたのだろう。
彼の瞳には期待が宿っていた。
???
目の前の人はニパッと笑った後、私に質問を投げかけた。
日本
ドイツ
彼はスッと、私に手を差し伸べた。 握手をしよう、という意味だろう。
日本
私はその手を取り、優しく握った。
ドイツ
そのあと、私は役所に手続きがあるので帰ります、と言うと、彼は家の方向が同じだから帰るついでに学校のことについて教えてやる、と言ってくれた。
それから私たちはガードレールの内側をゆっくりと歩き始めた。
ドイツ
日本
ドイツ
ドイツさんとの会話はとても楽しいものだった。 話に夢中になって、先ほどまで見ていた海も視界にはいらなかった。
ドイツ
日本
ドイツ
空気が少し重くなる。 ドイツさんの表情は険しいものだった。
日本
ドイツ
彼は少し顎に手を当てた後、言った。
ドイツ
日本
ドイツ
ドイツさんは顔をうつむかせた。 まるで、苦い記憶でも思い出すかのように。
少し不穏だ。
日本
彼の顔を覗き、優しく微笑んだ。
ドイツ
ドイツさんは私に微笑みを返した。
その後もしばらく歩き続けた。 彼の声が混じった波の音は、まるで風鈴のように心地良いものだった。 分かれ道が見えて、彼は足を止めた。
ドイツ
ドイツさんは木が生い茂った方の道を指すと、少し寂しげな顔をした。
日本
頭をペコリと下げると、ドイツさんは言った。
ドイツ
日本
ドイツさんに勢いよく手を振ると、彼は控えめに手を振り返した。
日本
彼の姿が見えなくなり、波の音だけが残った。
日本
がんばるぞー!とポーズをとった後、また役所への道を歩き始めた。
私は役所で合流した兄と共に手続きを済ませた。
海の近くだからか、この場所はほんのりと潮の香りを帯びていた。
兄はまだ役所の手続きが残っていたから、私は兄がそれを終えるまで待つことにした。
淡い茜色に染まっていく空を一人見つめながら、私は椅子に座る。
日本
もし、彼の言う___に目をつけられてしまったらどうしようか。
先ほどまで自信があったはずなのに、不安が頭のなかで渦巻き始める。
日本
自分を整えるための独り言をつぶやき、鼻歌を歌った。
〜♪_ザザン_〜♪_ザザン____
行きの時の音とは違う音が混じり合っている。
???
日本
日帝
兄さんは私に手を差し出し、私はその手を取った。
日帝
兄さんは俯いてそう言った。
日本
兄さんのそんな姿なんて見たことがなかったから、動揺して声が裏返ってしまった。 兄さんは安堵の表情を浮かべ、足を進め始めた。
私は兄さんの後を追った。
日帝
日本
自信満々そうに鼻をフフンと鳴らして言った。 兄さんはそんな私を見て微笑み、日本は偉いな、と言った。
私はそれに少し照れてしまい、顔を下にした。
何分か歩いた後、1軒の家の前で兄さんは口を開いた。
日帝
目の前にあったのは、そこそこ大きい、白色の一軒家だった。
日本
目をキラキラとさせると兄さんはふふっと笑った。
日帝
何かを思い出したかのように、目を少し開いた。
日帝
日本
そう言うと兄さんは私の頭の優しく撫で、家のドアの前に立った。
ただいま、と言うと同時にドアノブをガチャリとひねり、家に足を踏み入れた。
あまぐも。
あまぐも。
あまぐも。
あまぐも。
あまぐも。