君の感覚奪わせて

黄と紫の談

きり　ガイド スマ　センチネル

きりやんに 「一緒に帰るから待ってて」と言われ 昇降口で1人スマホを弄る

コツコツ

階段から姿を現したのは きりやんではなく

Broooockを背負った きんときだった

Broooockは眠っているだけだと 見て分かるものの､､､

猫型のスピリットアニマルは主人の心配をするかのように周囲をふわふわと 浮遊する

そう言うと きんときは足早に歩いて行った

なぜかUターンしてくる きんとき

知らないのにBroooockのこと 背負って歩き回るなんて、

ある意味尊敬､､､いや できないな

ｺﾂｺﾂ

階段を駆け降りる音が 聞こえたと思ったら きりやんが顔を出した

眉を下げながら 俺の元に駆け寄ってくる

今度こそきんときは 保健室の方向へと向かって行った

先程とは少し違う 声色で話しかけられる

施設、二度と聞きたくない程に 俺たちを苦しめた場所

きりやんの震える手にそっと 自分の手を被せる

パーシャル 五感全ての能力使用可能なセンチネルに対し 四感以内の者をパーシャルと言う

ケア センチネルが野生化や暴走するのを事前に防ぐべく ガイディングをこまめに行うこと

きりやんの口車に上手く乗せられたようでいい気はしない

俺らの性行為は 挿れる人を交代制でやっている

その方が平等だし

明らかに様子がおかしい

少し顔を赤らめる彼 何かやましいことでもあるのか？

急かすように背中を押されて 荷物も置かないまま脱衣所へ 連れていかれる

妙に早口で目が泳いでる

怪しすぎる

ﾊﾞﾀﾝｯ

何をそんなに慌てるのだろうか

ましてや性行為なんて 俺以外としないはずだし

､､､浮気か？

でも、してたとしても 焦る必要なくないか?

今まで何度かシてきたけど 不満を感じてる様子もないし

ぼーっと考えていたせいで 頭がクラクラしてくる

もごもごと話していて ハッキリ聞き取れない

ﾊﾞﾀﾝｯ

ｶﾞﾁｬ

夕飯を食べ終え しばらくくつろいでいると リビングの扉が開き

気まずそうに きりやんが入ってきた

俯いたまま 小声でボソボソと呟く彼

ﾄﾝｯ

ﾄﾞｻｯ

ズボンを脱がすために 手を伸ばすと

顔を真っ赤にした きりやんに阻まれる

そんなのに構わず 力を込めて脱がす

彼のモノを見るも 別に変なところは何もない

何をそんなに､､､

逆にこっちが不安になる

穴はまるでモノが入ったかのように 広がりきっていた

顔が先ほどよりも 赤くなっていて

目尻に涙まで 浮かんでいる

小刻みに震えている彼から ずびっ、と鼻を啜る音が響く

涙と鼻水でぐちゃぐちゃになった顔で 俺に泣きついてくるきりやん

俺のモノを顕にすると すぐ釘付けになる視線が可愛い

ぴとっ

ぐぷっ♡

ぐぐ、っ

ｺﾞﾘｭｯｯ♡♡

ｶﾞｼｯ

ぐぽんっ♡♡♡

ぐるっ

ﾄﾞｻｯ

ずぷぷ、ｯ♡

ぬちゅ、ぱちゅっっ♡

ﾄﾞﾁｭﾝｯ♡♡

ずぷ、っ♡

ｺﾞﾘｭｯ♡

ぎゅっ

ぬちっ♡

ずぷっ♡♡