▶ 「 出会い 」 ▷ 「 別れ 」
「 かしこまりました 、 それでは 」 ▸
「『 出会い 』 の 世界へ いってらっしゃいませ ___ 」 ▸
ピカッ
そうして 、 眩い 光に 包まれながら 、 俺は 絵画の 世界へと 足を 運んだ ▸
目を 開けると , そこは PCの 前 だった ▸
なにを したら いいのか , と 戸惑ったが , 何者かに 憑依 された ような 感覚に 見舞われた ▸
なにを 話せば いいのか 。 なにを どう すれば いいのか ... ▸
そんなの わからね ‐ けど , 勝手に 口が 音を 発する ▸
ナツ .
ナツ .
... なるほど , 暇72は ひまなつ 、 と 読むんだな ... ▸
新たな 知識を 身につけて いると ▸
???
イルマ .
イルマ .
ナツ .
イルマ .
ナツ .
どこか 懐かしい 気配を 感じ , つい 名前を 呼んでしまう ▸
LAN .
アメノ コサメ .
ナツ .
どこか 懐かしく ,
暖かく , 離したく ない 幸せが ここに ある ▸
ただ , 記憶に ない ▸
俺は 一体 , 何を 見ているの だろうか ▸
あの 絵画は なんだったのか ▸
そんな ことを 考えていると ▸
ピカッ
ナツ .
モニター から 眩しい くらいの 光が 俺を 包み込む ▸
目を 開けられず , そのまま 固まって いると ▸
元の 場所に 戻っていた ▸
ナツ .
にしても , " 懐かしい " と 感じる 名前を たくさん 聞いたな ... ▸
" LAN "
" アメノ コサメ "
" スチ "
" ミコト "
そして ___ ▸
ナツ .
... " イルマ " と いう 名前が どうも 引っかかる ▸
もしかすると , " イルマ " に ついての 絵画が あるのかも しれない ▸
そして , それが " 真作 " ならば なにか 情報が 得られるのじゃ ないか ▸
そう思い , 〖 暇72展 〗を 再び 歩き始めた ___ ▸
ふと 足を 止めた 俺の 視線の 先に あったのは ,
モニターに 赤 , 水 , 紫 , 桃 , 緑 , 黄 の アイコンが 並んでいる 絵画 ▸
タイトルを 見てみると ,
『 明日 』
【 概要 】 20✘✘年 ✘✘月 ✘✘日 作成 。 大切な 人との 何気ない 会話を 描いた 作品 ▸
... 大切な 人 、
なんとなく 大切な ものだと 思い , 触ってみる ▸
その 結果 , 紫色の 光に 包まれ , 絵画の 中へと 入り込んだ __ ▸
LAN .
✘周年 ... ▸
さっきは 初めまして , つってた から デビュー 前 って とこか ?
だとすれば , かなりの 期間 飛ばされてんな ...
イルマ .
あ , やば なんか 話さないと ... ▸
と 考えていると , 口が 勝手に 動き出した ▸
ナツ .
イルマ .
ナツ .
ナツ .
イルマ .
ナツ .
ナツ .
イルマ .
明日 , " イルマ " と遊ぶ ... て ことは , そんな 感じの 絵画を 見つければ いいんだな ▸
良き 情報を 得られると , またもや 眩い 光に 包まれる ▸
また 戻ってきた ▸
でも 今回の 俺は 最強だぜ ? ▸
なんせ 情報 得られてる からな ▸
そう思い 少し 歩いて みると ▸
... ビンゴ ▸
『 相棒 , だった あの人 』
... なんか 不穏だけど 大丈夫そ ? ▸
その 絵画には , 綺麗な 横顔を した ウルフカットの 男性が . ▸
【 概要 】 20✘✘年 ✘✘月 ✘✘日 作成 相棒と して 活動 してきた 大切な あの人と ___ ? ▸
え こッわ ...
... 触ってみよう ▸
恐る恐る 触れてみると , 紫色と 赤色の 光に 包まれる ▸
目を 開くと ,
絵画で 見た , ウルフカットの 綺麗な 男性が そばに いた ▸
ナツ .
ビクッッ
ナツ .
イルマ .
ナツ .
イルマ .
ナツ .
イルマ .
あ , これが 相棒 だった 人が ___ って やつか 、 ? ▸
イルマ .
ナツ .
イルマ .
ナツ .
イルマ .
ナツ .
さて , この 絵画の 暇72 ... つまり 俺 , は なんて 答えたの だろうか ? ▸
ナツ .
イルマ .
ナツ .
イルマ .
ナツ .
イルマ .
ぎゅっ ... ♡
ナツ .
イルマ .
そうなの ? この 絵画の 俺 !!! /// ▸
イルマ .
まるで , " 俺 " に 言われた 様な 感覚に 驚く ▸
この 絵画の 中の " 俺 " に 対して , なんだろうけど ... ▸
なぜか , " 俺自身 " に 対して だと 思えて しまった ▸
ナツ .
イルマ .
ナツ .
ちゅっ ♡
ナツ .
イルマ .
ナツ .
ナツ .
口から 溢れ出た 言葉は , " 暇72 " としての 想い じゃなくて ▸
" 俺自身 " の 想い だった ___ ▸
都合の いい夢を 見ていたような 感覚 ▸
心が ぽかぽかと している ▸
『 好き 』 その 言葉が 頭 から 離れない ▸
幸せな 気持ちに 浸っていると ▸
看板が 出てきた ▸
「 𝕟𝕖𝕩𝕥➯➱➩ 」
あぁ , そっちに 行けと ? ▸
ということで しぶしぶ その 方向に 足を 運ぶ ▸
すると ___
ナツ .
ベッドの 上に 汗ばんだ 裸の 男性が 2人 ▸
2人とも 顔が 赤く 染まっており , ベッドの 脇には 乱雑に 脱ぎ捨てられた 服が 散らばっている ▸
ナツ .
この 絵画 , 触ってみようか ? ▸
▷ 触ってみる ▷ 触らない
▷ 触ってみる 2 - A へ
▷ 触らない 2 ‐ B へ
お分かりかも しれませんが R はいります
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