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先生と生徒.②

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先生と生徒.②

1 - 先生と生徒.②

♥

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2022年05月07日

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翌日

ホソクはユンギに言われた事がショックで泣いていた

お母さん

ホソク〜?

お母さん

学校遅刻するわよ〜

と、階段の下でホソクの部屋に向かって声をかけた

ホソク

今日は行きたくないー、

お母さん

何かあったの?

ホソク

学校で嫌なことあって、、

お母さん

……そう、嫌なら当分行かなくても大丈夫よ。

お母さん

学校には連絡しておくから

ホソク

ありがとう

リン

今日ホソク君休みらしいですよ。

ユンギ

え?!

ユンギ

なんでですか?

リン

「学校で嫌なことがあったらしくて詳しい事は本人に聞かないであげてください」って言ってましたよ

ユンギ

っ、はぁ、絶対俺だ

リン

昨日何かしたんですか?

ユンギ

…実は

ユンギは昨日合ったことを話した

リン

え!?何言っちゃってるんですか!

ユンギ

すみません、ついカッとなって、

ユンギ

ナムジュンの事もあって昨日の俺相当ムカついてて

リン

だからってホソク君に八つ当たりしちゃダメですよ、

リン

ホソク君はユンギ先生が誰とご飯食べたか気になって聞いたんですから

リン

きっと、嫉妬してたんですよ

ユンギ

嫉妬?ホソクが?

リン

そうです、ユンギ先生がナムジュン君に嫉妬するように

リン

ホソク君もユンギ先生が私(女の人)と食べてるの聞いて嫉妬したんですよ。きっと。

リン

だから追い詰めて言ったんですよ。

ユンギ

うっわぁ、、なのに俺めっちゃ酷い事言った、、、

ユンギ

どんだけ鈍感なんだよ俺、、くそっ、、、

ユンギ

はぁ、どうしよ

ユンギ

(朝来たら一番最初に謝ろうとしたのに、、)

放課後

ユンギ

はぁ、いつもならホソクがこの時間に来んのに、、

ガラガラ

ユンギ

えっ?

ナムジュン

ユンギ先生っ!

ユンギ

なんだ、お前か、、

ユンギ

何?

ナムジュン

昨日ホソクに何したんですか?!

ユンギ

え?

ナムジュン

昨日の放課後ホソクが泣きながら用具室から走って帰ってるの見たんですよ

ユンギ

ホソクが泣いてた?

ナムジュン

そうです、用具室覗いたらユンギ先生いたし、

ナムジュン

2人で何話したんですか?

ユンギ

っ、お前に関係ないだろ?

ナムジュン

関係、ありまくりですよ!

ナムジュン

ホソクは友達だし、それに学校を休むなんて滅多にないのに、

ナムジュン

連絡しても既読つかないし、ホソクのお母さんに聞いたら「部屋から出てこなくてご飯も食べなくてずっと鼻水をそそる音が聞こえるのよ」って

ナムジュン

言ってたんですよ、、

ナムジュン

ユンギ先生はホソクの事心配じゃないんですか?

ユンギ

し、心配だよ、、

ナムジュン

なのになんでホソクを傷つけるようなことするんですか??

ユンギ

なんでお前はそんなにホソクに必死なんだよ

ナムジュン

…それは、、たった1人の友達だからです、

ナムジュン

まだ誰にも言ってないんですけど

ナムジュン

俺高校入る前からずっといじめられてたんです、結構ヤバめで、あまり言いたくないし考えたくないので

ナムジュン

言いませんが、高校に入学した途端ホソクが俺に話しかけてくれて

ナムジュン

めっちゃ嬉しかったんです、初めて喋りかけた人だから

ナムジュン

俺の相談事に付き合ってくれて、悲しかったら話を聞いてくれて、一緒に付き添ってくれて、俺の事を気にかけてくれて

ナムジュン

だからホソクを大事にしようって誓ったんです。

ナムジュン

いくら先生だからってホソクを傷つける人は誰でも容赦無くやりますよ?

ナムジュン

それにホソク、病んだりショックな事あるとすぐ崖とか海とか屋上とか危ない所に行くから尚更怖いんです…

ユンギ

えっ?前も似たようなことあったのか?

ナムジュン

ありました、、本当にホソクのやつすぐ自分がいなければいいって考えになるんですよ、

ナムジュン

だからホソクのお母さんもそれを心配してて

ユンギ

っ、ナムジュン

ナムジュン

はい?

ユンギ

先生達にはホソクのプリント渡しに言ったって言ってくれ

そう言って音楽室をでて勢いよく走ってホソクの家に向かった

ホソク

お母さん、

お母さん

やっと部屋から出てきたのね、どうしたの?

ホソク

ちょっと、外の空気吸いに近くの所行ってくるね。

お母さん

…わかったわ、でも、、き、気をつけるのよ

ホソク

うん、わかってる。

ホソク

大丈夫だから何もしないから安心して。

お母さん

信じてるわ。

そう言って外に出た

ピンポーン

お母さん

はーい、

ガチャ

ユンギ

はぁはぁ、俺、学校の先生のユンギと言います、ホソクはいますか?

お母さん

ホソクならさっき外の空気吸いに行ってくるって言ってどこか行ってしまいました、、

ユンギ

っ、そうですか、分かりました

そう言った瞬間ユンギは走ってまた行こうとした瞬間

お母さん

ホソクの事見つけてください、、話聞いてあげてください、

ユンギ

わかってます、話し終わったら家に帰らせますから安心してください

お母さん

はい、

そう言って走ってまた行ってしまった

ユンギ

(あそこにいると俺は思ってる、、)

ユンギ

(何もしないでそこにいろよホソク、、)

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