ひかり
ち、近い...ので、離れて頂けませんか..........?
瀬乃
んー。
すると、瀬乃が何かを思い出したようにびっくりした顔でひかりを見る
瀬乃
っ!!わりぃっ!!!
そして、バッと勢いよくひかりから離れる
ひかり
(び、びっくりしたぁー。)
ひかり、瀬乃ともに頬から耳まで真っ赤になる。
瀬乃
ごめん...おれ、寝ぼけてると、いつもああなんだ...
瀬乃が今にも消え入りそうな声で喋る
ひかり
あっ...いや...大丈夫.....です。
瀬乃
うぅう...
ひかり
(恥ずかしがってる所、初めて見たなぁ。)
瀬乃
あ...のさ、
ひかり
はい?
瀬乃
なんで、泣いたの?
瀬乃
あの時。
瀬乃
嬉しいだけで、あんなに泣かないでしょって思って。
ひかり
あ...ぅ...さっき、それに関わる夢を見たんです。
瀬乃
ふーん。どんな夢?
ひかり
小さい頃の私がいて、後からお父さんがきて、小さい頃の私を殴るんです。
ひかり
それで、小さいわたしが話していたことは...すべて、ほんとの事で...本当にやられていた事なんです。
瀬乃
例えば?
ひかり
殴る、蹴る、頭を掴む、腐ったご飯を食わせる、ご飯水1日抜き、叩く、首を絞めると言うことのいずれかを毎日毎日されてました。
ひかり
お母さんも、みて笑ってるだけで私を守りもしませんでした。
ひかり
学校でも、知らないおじさんと話すと言うことをさせられている私を気持ち悪がり、私は、いじめられてばかりでした。
瀬乃
まて。知らないおじさんと話すって、どういうことだ?
ひかり
それは、お母さんとお父さんが離婚したとき、お父さんに親権が渡って、お父さんが楽にお金を稼ぐ方法として、私を出したんです。
ひかり
"ロリはそこらのジジイに人気がある"って言って、私をおじさんたちにレンタルさせました。
ひかり
私が満足させられなかったらお代は別に払わなくていいと言うことだったので、お金が入らなかった日は、毎日殺されかけました。
ひかり
だから、私、誰かの温もりが欲しかったんだと思います。
瀬乃
だから、泣いたのか?
ひかり
はい。実際一番最初にしの様に名前を呼んでもらったときも泣きました。
ひかり
だから、本当に、瀬乃様が私を受け止めてくださったことが、すごく、嬉しくて...。
ひかり
だからといって、瀬乃様に抱きついて、泣いて、ベッドまで運んでもらったことを、許してくださいとは言いません。
ひかり
クビにするなり、処刑するなり、なんでもしてください。
ひかり
なんでも、言うこと、聞くんで。
瀬乃
なるほどな。ひかりも、辛かったんだな。良く、頑張ったよ。
ひかり
(瀬乃様は、優しい。)
瀬乃
けど、なんでもって言われたら...さ。
瀬乃
だって、俺も男だよ。そんなん言われたら、俺、止まんないよ?
ひかり
ーえっ、ちょっ
瀬乃がひかりをベッドに押し倒す。
ひかり
せ...瀬乃様......?
ひかり
なっ...にを
瀬乃
ひかりはさ、
瀬乃
目の前に男の人がいるのに、そんなことも考えずに「なんでもいうこと聞く。」なんていうんだ。
ひかり
そ、それ...は、
瀬乃
しかも2人きりなら尚更だよ。
チュッ
瀬乃がひかりの首元にキスをする
ひかり
ーっ、やっ
瀬乃
なーんつって
ひかり
ーえ?
瀬乃
冗談だよ。それとも本気でやって欲しかった?
瀬乃が悪魔のような笑みを浮かべる
ひかり
ちっ、違います!!!
ひかり
瀬乃様のバカ!!変態!!悪魔!!
軽く殴ろうとするひかりの手を瀬乃が簡単に受け止める
瀬乃
ひかり、かわい〜
ひかり
ぅぐっ、
ひかり
瀬乃様なんて大っ嫌いです!!
瀬乃
だぁー!!ひかりは引っかかりすぎなんだよ!
瀬乃
冗談ってものが通じない訳ー?
ひかり
(瀬乃様は、優しい。)
ひかり
(だけどそれと同じくらい意地悪で、悪魔だ。)
おまけ パート1
色星
(ちなさんが僕のメイドになってから4日目、)
色星
(最近のちなさんは、危なっかしくて、目が離せない。)
色星
(ちなさんは最近、補聴器を変えた。)
色星
(前よりも性能がよくて、小さな声や音でも聞こえるようになった。)
色星
(だからか、危険なことも、平気でするようになった。)
色星
(だから心配で、目が離せない。)
色星
(だから、今日はそれを伝えようとしたんだけど、買い物からなかなか帰ってこない。)
色星
(いつもは2、30分で帰ってくるけど、2時間は流石に遅い。)
色星
心配、だなぁ...
色星
行ってみるか。
終わり
ー追記ー
時雨丸。
どーも、時雨丸。です!
時雨丸。
今日から、おまけを付けていきたいと思います!ちな、色星ペアの次は詩葵、らねペア、最後に瀬乃、ひかりペアの順番でおまけを作っていきたいと思います!
時雨丸。
で、昨日の物語で言っていた、30までっていってたけど延長するかもっていうことについて、しっかりと説明しようかなと思います!
時雨丸。
最近、しのちゃんの留学が長引いて、半年になりましたよね?
時雨丸。
それの関係で、主人公であるしのちゃんの登場が難しくなるのと、それに伴い、題名の"明るいご主人と無口なメイド"って言うのがほぼ意味なくなるんで、
時雨丸。
#40〜、#60ぐらいまでの間に延長するんじゃないかなと思ってます!
時雨丸。
けどその間、新しい物語が書けないのはなんか残念なので、読み切りの物語を何回か投稿しようと思います!
時雨丸。
みなさんも、こんな物語書いて欲しい、と言うのがあれば、コメントで教えてください!
時雨丸。
ていうか本当にアイデアください!
時雨丸。
じゃないとネタ切れするんで!
時雨丸。
まぁー、
時雨丸。
恋愛、ホラー、コメディー、ファンタジー、どんなジャンルでも大丈夫です!(多分)
時雨丸。
時雨丸。は今心配してます!
時雨丸。
みなさんはコメントで教えてくれるのだろうか、そもそもこのストーリーを見るだろうかと!
時雨丸。
まぁ、
時雨丸。
コメントが来てなかったら読み切りストーリー案は没にしまーす
時雨丸。
アイデアはなんでもおーけ!
時雨丸。
とにかく教えてね!
時雨丸。
ね?(圧)
時雨丸。
はい!ではこんな感じのところでまた次の物語でお会いしましょう!
時雨丸。
ばいばーい!
第10話 完