誰も見ないようなとある路地のずっと奥

そこにDA支部「wrwrd」はある

そこはDAでは手に負えない問題児達の左遷先

トントンの顔に青筋が浮かぶ

丁度光が見えてくる

そのまま壁づたいで進み

ようやく「wrwrd」へ着く

ム？なんだその言い方は！

俺が五月蝿いみたいじゃないか！

任務の内容は…

暗殺か

標的の拠点へ着く

海外から衛兵を雇ってこれでもかと言うくらいの武装だな

全く…

扉を破り

愛用のデザートイーグルを数発放つ

三発中二発が敵の頭に当たる

まずは衛兵

頭のみに狙いを定め

バンバンバンバン

命中

後は、腰を抜かしている標的だけ

バン！

トントン視点

標的の拠点に着き

警戒態勢へ入る

戦闘狂のような発言に半分呆れたような声が出る

扉の隙間から中を覗くと

衛兵をこれでもかって言う程雇い

正に完全武装

骨が折れそうだ

そう思った時

標的にも聞こえる程の声でアイツがそう言う

グルッペンは扉を大きく開けて発砲し

衛兵を殺す

その姿は、まるで演技でも見ているかのような動きだが

弾は敵の頭を躊躇いもなく狙っており

あまりにも惨かった

最後に腰を抜かしている標的を一思いに殺し

血飛沫ひとつ付けぬまま任務を完遂した

素直な感想が飛び出る

俺、コイツらと一緒にいたくない

そう思わせるに、十分な発言だった