あれからどのように帰ってきたのか覚えていなかった
覚えているのは幸せそうなジミンの顔
恋に気づき
失恋したという事
グク
この日からあの電車に乗ることはなかった
グク
グクは知っていた。 今日 ジミンが乗っていない事
それでもあの電車には乗らなかった
グク
ジミンからのLINE
グクはLINEを開く事はしなかった
あれから何週間か過すぎた
毎日ジミンからLINEがきていた
グク
ただ ずっと携帯を握りしめることしか出来なかった
ジミンからのLINEは相変わらず毎日来た
グク
グクは卑屈になっていた
どこかLINEが来るのを待ってる自分が嫌いだ
そのくせに返事を書くのも ジミンに会う勇気すらない
グク
グク
グクは窓の外を眺めていた
今のグクには周りはモノクロのつまらない風景になっていた
グク
トントン
グク
グク
振り向いた先には居るはずのないジミンが立っていた
グク
ジミン
グク
ジミン
グク
きっと顔は引きつっていたはず
ジミンは携帯を出し何やら操作していた
グク
ジミン
グク
ジミン
グク
ジミン
グク
周りがチラチラ見てきた
グク
ジミン
次は〜〇〇〇駅〜
グク
ジミン
グク
ジミン
降りても何か言いたげにこちらを見ていた…
グク
グクはジミンから目を逸らした…
コメント
4件
グク〜、奪いに行けー!! 付き合ってるだけなら略奪を許す‼️
続きが楽しみ!