スクールリベリオン！

一週目のとある放課後

その日の放課後私は、蜂屋さんたちのグループに呼び出されていた。

横田は同じクラスでぽっちゃり体型のメガネでクラスからはいじられ対象の男子だった。

そこには私の好きなキャラクターの便箋の上に明らか誰かがいたずらで書いたものだった。

明らかに顔つきがヘラヘラしている。そうして私の腕を掴んだ後、いきなり壁に押さえつけた。

怖くなり、私は持っていたカバンを横田に思いっきりぶつけて痛がっている横田を隙に一目散に逃げた。

数日後

ヒソヒソ…。

あの後、怒った横田は私のことを悪く言った悪口を学年中に広めていたのだ。

私はもともと男子恐怖症だったが、この出来事が原因で余計無理になってしまい、仲良い男子とも話すことは無くなってしまった。

秋元は憤慨して蓮に殴りかかるが、蓮が避けたせいでバランスを崩し、勢いよく転んでしまった。

女子たちから散々非難されてしまい、秋元は顔を赤くし出ていってしまった。

昨日の出来事で蓮と話すのを一瞬躊躇ったが、勇気を出す。

しかしそんな努力が虚しく、蓮から帰ってきた言葉がすっごく冷たいことに気づいた。

口をパクパクさせている私にお構いなしにきつい言葉を並べる。

「お前おかしいんじゃねーの？」

キーンコーンカーンコーン

私は捨て台詞を思いっきし吐き捨てると自分の席に着いた。

一限目の体育の時間。今日はバレーボールの練習だけど今日の朝の出来事のせいでやる気が皆無だ。

ほたるはうんうんと頷く。

右を見てみるとリズが手鞠を使ってポンポンとドリブルをしている。 他の人からは見えないのだろうか。てか、手鞠って古すぎ。

思わず、ハッとした。

昼休み

私は前回助けてもらった協力者に再度もう一度お願いする形でもう一度呼びよせた。

カリンから送られて来た画像ではとんでもないものが載っていた。

その内容とは…。

放課後

今日が20日。私が何もしなかったら蓮は…。

蓮が逮捕されて2日後

ヒソヒソとあちこちで話し声が聞こえる。

二人の方を見てみると俯きがちでルカの方は涙目になっていた。

私が見ていることに気がついたのか二人が私のところに近づいて来た。

何でもっとちゃんと聞かなかったの！？と言えるはずもなくただ黙って二人に笑顔を向けるしかなかった。

空き教室

中に入ると蓮はおらず、そこにいたのは…。

そう言い、蜂屋さんの取り巻きに椅子に押さえつけられ、手をテープでぐるぐる巻きにされる。