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あいつは…

俺の事をぶったあと、

優しく撫でて………

「じゃあ、ごはん持ってくるね」

とひと言残して

部屋を出ていってしまった。

千尋

…………

千尋

俺への…救済、か

千尋

……………意味わかんねぇ

ギィィィーー

がチャッ

は〜い、千尋くん!

ご飯持ってきたよー?

千尋

………!

千尋

……っ

口に合うか分からないけど…お茶漬け。これなら食べやすいでしょ?きっと

千尋

あ、

千尋

アリガトウコザイマス…

俺は、最近ろくに

飯を摂っていなかったこと、

逆らったらまた殴られるかもしれない

という不安から

じゃあ、どうぞー。

ベットで食べるなんて申し訳ねぇけど~当分はよろしく〜

千尋

……はい、

案外素直に受け取っていた。

千尋

それにしても…

見た目はただのお茶漬け…

千尋

……っ、いただきます

…………

はぁい、どーぞ。

千尋

………

ぱくっ、

………

千尋

パクパクパクっ 、

……ふっ、

なぁに、あんな疑ってたくせして
犬みたいにがっついちゃってさぁ。

千尋

……っん、

千尋

……

ごくっ……

そんなに美味しーの?

千尋

……そ、んなんじゃ、ただ…腹減ってただけっ、

そっか ~ ~

千尋

……

だけど、

久しぶりのまともな固形物は

確かに…身体中に酷く染み渡った。

おいしい……

まぁ、それなら良かったよ。

千尋

…………

千尋

あ、

……んー?、

千尋

りがとう………

千尋

ゴザイマス …

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