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ふじロミ
魁斗
ロミオ
ゆ〜〜っくり更新していくので是非暖かい目でみてくださいo(^-^)o
先にネタバレすると今回R-18シーンが書けなかったので次回持ち越しです
そしてロミオさん受けのリクエストいつでもお待ちしております𛰙᭜𖫴𖫰𖫱𖫳𖫲𖫲𖫳𖫴𖫰𖫱꛰ ᭜𖫴𖫰𖫱𖫳𖫲𖫲𖫳𖫴𖫰𖫱꛰ಣ 次回はとうロミ(塔真×ロミオ)書く予定です(⩌⩊⩌)
⚠︎ 微魁特要素有⚠︎
今日こそ借金を返済させる。 そういう意気込みでロミオは歩き出す。
何をしているか?答えは簡単。魁斗を探している。ロミオは今ちょうど購買を探し回っているところだった。
ロミオ
ロミオ
魁斗
…遠くから、魁斗の声が聞こえる。
”遠く”とは言っても棚を1枚挟んだ奥から聞こえてくるから、実際にはかなり近い距離だ。
ロミオ
ロミオ
ロミオはたまらず今日一大きなため息をついた。 そして魁斗にバレないように魁斗の背後に駆け寄る。
ロミオ
魁斗
魁斗
ロミオ
魁斗は即座にその場で硬直した。
”間違いなく殺される。”そう思った。
魁斗
ロミオ
魁斗
魁斗
ロミオ
魁斗はこのひとつの相槌で「ロミオは怒っていない」と判断し、調子に乗り出してロミオが聞いていないことまでペラペラと語り出した。
魁斗
魁斗
ヘラヘラそう話す魁斗を見て余計に腹が立った。
ロミオ
ロミオ
そう言ってロミオは怒りを堪えながらポケットにしまわれていた借用書を取り出す。
魁斗
ロミオ
ロミオ
ロミオはアメジスト色の瞳を細めながら言う。 魁斗はロミオの圧にすこし肩を震わせ、1歩後ろへ下がる。
でも綺麗な人は、怒っても綺麗なんだと魁斗は感心した。
魁斗
魁斗
魁斗
魁斗
魁斗
ロミオ
ロミオ
魁斗の言っていることは間違いじゃない。
バレンタインなんて行事に浮かれてる方がバカバカしいと思うし、そんな事してる暇があるんならもっと別のことをした方がいいとも思う。
でも、魁斗の言い分に間違いもある。
「あんたからチョコを貰うとか、今回ばかりはD.I.Oに同情する」というところだ。
自分だってフジくんの…
ロミオ
ロミオ
魁斗
ロミオはこの場所で魁斗と話すだけでどんどん気分が悪くなり本来の目的を果たせず…と言うよりも、もう忘れてしまい、とうとう席を外した。
魁斗
魁斗
魁斗
(ロミオさん、いつもとオーラの色が違ったような…)
今日も累のバーに客が訪れる。
累
累
そう言って累はロミオがいつも飲んでる「アペロールスプリッツ」を出す。
ロミオ
累
累は揶揄うようにニヤニヤしながらそう言う。 ロミオを揶揄うことのできる男は、大我、陽、累…
そしてあのE.K.Jぐらいだらう。思い出すだけで反吐が出そうになる。
ロミオ
ロミオ
累
ロミオ
ロミオは一気にカクテルを飲み干す。 累はその姿をじっと見る。
ロミオ
累
累
ロミオ
累
累は急に声のトーンを落として言った。
累
ロミオ
2人の間に絶妙な空気が流れる。 どっちも口を開けずにいた。
その空気を切り裂いたのはバーの入店音だった。
カランと音をならし、意気揚々と入ってきたのは 「ジャバウォック」の現寮長、「艸楽陽」だった。
陽
陽はルンルンしながらこちらへ向かってきた。
累
累
累は安堵したような表情で陽を迎え入れる。
累にとっては好都合だが、ロミオにとっては不都合だった。
陽
累
そう言って累は慣れた手つきで作業を始める。
陽
ロミオ
累
ロミオ
こいつ、バラしやがった。 普通に人としての常識が欠けすぎている。 普通相談事は広めることじゃないだろ。そんなことすら分からないバカだとは思っていなかった。
ロミオは魁斗の件もあり我慢の限界だった。 見るからに眉をつり上げ、眉間に皺を寄せていた。
陽
陽
ロミオ
累
陽
ロミオ
こいつ、バラしそう…。 ロミオはまっ先にそう思った。
酔ってても酔ってなくても関係なくこいつはいつでもヘラヘラしてる。正直言ってしまえば、こいつへの信用なんて1ミリもない。
ロミオ
累
こいつも信用出来ない。さっきのこともあってかなりこいつは口が軽いことがわかったし。
こんな奴らに話すくらいなら自分でどうにかした方がマシだ。
ロミオ
でも、誰かに話した方が気持ちがスッキリする。 ロミオはその場の空気に流され、真相を話してしまった。
一通り話し終えて二人の顔をちらっと見ると、2人とも固まったままこちらを見ていた。
陽は驚愕、累は不安な顔、と言ったところだろうか。 2人とも表情は全く違う。
だけど、2人とも共通して、ロミオは「バレンタイン」というものに興味が無いものだと思っていた。
累
累
思いもよらない回答が来てロミオは目を見開く。
ロミオ
ロミオ
陽
陽
ロミオ
ロミオは口をつぐむ。 確かに……そうなのかもしれない。
自分は、「借金を返して欲しい」のは大前提なのだが、それよりも「魁斗に会いたい」という気持ちが強いのかもしれない。
……そんな。
ロミオ
累
ロミオ
陽
ロミオ
ロミオ
ロミオ
累
累
累はロミオと陽に同時にカクテルを差し出す。仕事が速い。まあこのくらいできて当たり前なのが「営業」というものではあるが。
まずロミオは飲むとすら言ってない。だけど2人の眼差しがとんでもなく痛い。これはもう「飲め」と脅しているようなもんだ。
ロミオ
累
ロミオ
累
ロミオ
ロミオはまた酒を口に運ぶ。
この3人の夜は、まだまだ始まったばかりだった。
相談をしてから2、3時間も経過してしまった。明らかに長居してしまった。明日もS.G.Tがあるって言うのに。のんびりとはしていられない。
でも、今ロミオはそんなことを考えれるくらいの頭の余裕がなかった。
ロミオは今カウンターに突っ伏してボーッとしてる。 ──────酔いつぶれた。
累と陽が一気に飲ませてきたせいだ。こんなに飲んだのは初めてだし、その上アルコール度数が高いものばっかり飲んでしまったせいでロミオはもう限界だった。
累
累
累
陽
陽は一拍置いてからようやく自分に向けられた言葉だと理解した。
累
累
累は両手を擦り合わせて陽に懇願する。 陽はいつも運ばれる側だったので、今陽がロミオを運べるか分からないけど、頼みの綱は陽しかいなかった。
陽
陽
累
陽
累
陽
累と陽は悩みに悩んだ末、客室に運ぶのではなく、誰かに迎えに来てもらう選択肢をとった。
……問題は、誰に連絡するか、だが。
陽
陽
累
そんなことをポツポツと話してたら、店内にスマホの通知音が響き渡った。
ロミオ
累
ロミオ
ロミオはそう言うとおぼつかない手でスマホを持ち、画面を覗き込む。
ロミオ
ロミオ
陽
累
「それだあああっっ!!!!!!」
2人は声を揃えて言った。
ロミオ
累
ロミオ
陽
魁斗
魁斗の驚いてる声が陽の耳から漏れてきた。 というかもう、陽は魁斗に電話をかけてたらしい。
陽
そう言って電話を切った。どうやらOKを貰えたらしい。これで一安心だ。
累
累
陽
累
ロミオ
陽
ロミオ
ロミオ
ロミオ
……すっかり忘れていた。
ロミオは魁斗にこっそり恋心を抱いていることを。
陽
累
累の言葉を遮るように、お店の入店音が聞こえた。 この時間にやって来るということは、一人しかいないだろう。
魁斗
累
魁斗
魁斗
魁斗は、来て早々文句を垂れ流す。 「迎えに行く」、しかもその迎えに行く相手がロミオさんと言うことに苛立ちを隠せていなかった。
ロミオ
ロミオ
魁斗
魁斗
魁斗は店内ということもお構い無しに叫ぶ。 わざわざ来てやったのに「遅い」と言われて魁斗も我慢の限界だった。
ロミオ
魁斗
そうやって怒るとは反対に、ロミオは優しい顔で魁斗を見つめていた。
ロミオ
魁斗
ロミオ
ロミオ
ロミオ
魁斗
どうやら魁斗は本心だとは思ってもいないだろう。 ロミオも自分が失言したことに気づいてないようすだった。
ロミオ
ロミオ
魁斗
そうやって言う魁斗に累は耳打ちをしてあげた。
累
「自分の部屋に連れ込んでえっちなことしちゃうんだよ♡」
魁斗
魁斗は「えっち」という言葉に反応して声が裏がえる。俺が?ロミオさんと?…えっち??
魁斗
ロミオ
魁斗
魁斗
累
累はさっさと帰れと言わんばかりに”しっしっ”という動作をした。
魁斗
累
魁斗は累に駆け寄り、こっそり耳打ちをした。
魁斗
累
累
累の返事を聞いた魁斗はロミオの華奢な身体を持ち上げ、フロストハイム寮に向けて足を進めていくのだった。
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