ひとつの熟れた果実が紅く滴った。
20■■年
×月●日 〇〇県××市 P.M.22:00頃
数ヶ月ぶりの「救済<エクスターミネーション>」が飛来
現時点での危険度:黎明<ダウン>
民間人に被害が及ぶ前に速やかな対処が求められます
「ギフト」の「A課」が対処にかかります
×××
白い戦斧を担いだ少女?は横にいる青年──メディスンに話し掛けた
メディスン
メディスンと呼ばれた青年は溜息混じりに少女?に言い放つ
×××
×××
メディスン
青年は興味が無さそうにリフィの方を見る
リフィ
リフィ
メディスン
リフィ
メディスンはリフィの口を押さえつけた
メディスン
メディスン
メディスン
メディスン
メディスンはそう言い終わると同時にリフィの口から手をどかした
リフィ
リフィ
そこでリフィを口をつぐんだ
メディスン
10秒ほど経ったのち、メディスンは続きが気になったのか問いかける
リフィ
メディスン
メディスンは黙ったまま自身の首筋に注射器の針をあてがった
そのまま首に針がぷつりと刺さり中の薬液が消えていく
メディスン
リフィ
リフィ
リフィ
リフィは戦斧を片手に頭を抱える
と、同時にあからさま「ヒト」ではない気配を感じとる
リフィ
リフィ
リフィ
ブツブツ言いながらもリフィは戦斧を構え、戦闘体制に入る
悪魔
悪魔
リフィ
リフィ
リフィが人間だと分かったのかゆっくりと悪魔の目が細められていく
メディスン
メディスン
メディスン
メディスンは辺りを見渡しながら呟く
メディスン
メディスン
メディスン
メディスン
メディスン
自身の首筋に注射器の針をあてがい、薬液が注入されていく
注射器を捨て、少し歩いていく
メディスン
メディスン
メディスン
人肉を食い咀嚼音を立てる「天使」はメディスンの気配に気付いたのか振り返った
コメント
3件
え、すご…語彙力バケモン…?(( 話の進み方とか続きが気になる感じでめっちゃすげ…