少年Ｙ〜5人目の被害者〜

ただひたすらに

俺の心の中は

うりに嫌われたくない

その気持ちが、、

その気持ちだけが

ずっと俺の心の中をグルグル回っている

嫌われたくない嫌われたくない嫌われたくない嫌われたくない嫌われたくない嫌われたくない嫌われたくない嫌われたくない嫌われたくない嫌われたくない嫌われたくない嫌われたくない嫌われたくない嫌われたくない嫌われたくない嫌われたくない嫌われたくない嫌われたくない嫌われたくない嫌われたくない嫌われたくない嫌われたくない嫌われたくない嫌われたくない嫌われたくない嫌われたくない嫌われたくない嫌われたくない嫌われたくない嫌われたくない嫌われたくない嫌われたくない

俺から

離れないで…

俺を捨てないでｯ、、、

おれは

産まれてから母親と話した事は無かった

俺が話しかけても

ずっと無視

でも俺はずっと話しかけていた

俺は母親の声を知らない

けど

字は知っている

何か絶対に伝えなければならない事

例えば

どこの学校だとか

ご飯はどこにあるとか

だから生活はできていた

俺が小学校を卒業するまでこの生活は続いた

私はこの家を出る

と、だけ書かれた紙を渡された

ﾋﾗｯ

母親が渡してくれた紙の裏になにか書いてあった…

父連絡先▶︎＿＿＿＿＿＿

なぜか

俺が幼い頃に出ていった父の連絡先を

母親が教えてくれた

そして、、

俺は父とのやりとりで

父親の家に来いと言われた

中学では

じゃぱぱに恋をして

父親と一緒に暮らした

父親に何故1度捨てた俺を

連れ戻したのかと聞くと

''愛しているから''

父はそう答えた

そうか

愛はそうやって伝えるのか

分かったよ、、、

俺もそうやって好きな人に愛を伝えるね