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ローガン

これから話すことは、ショッキングなことかも知れない

ローガン

だが、お前にいつか話さなければならないと思っていたから真剣に聞いてほしい

リアム

何ですか急にあらたまって

ローガン

今から話すことでお前は我が輩を軽蔑し、一緒に暮らす事が嫌になるかもしれない

ローガン

その時は出て行って構わない

リアム

まさか

リアム

こんな素敵な場所を出ていくなんて

ローガン

では話すぞ

リアム

はい

ローガン

昔我が輩は、仕事の用事でホテルに泊まった

ローガン

そのホテルは壁が薄く、隣に泊まっている人の声がしばしば聞こえた

ローガン

ホテルに着いたのは昼過ぎだったが我が輩は旅の疲れで眠ってしまった

ローガン

我が輩は女性の悲鳴で目を覚ました

ローガン

隣の部屋からだった

ローガン

昼寝で頭がすっきりしていたから、身を守るためにクローゼットの中にあった鉄の棒を持って隣の部屋を訪ねた

ローガン

この判断が間違っていた

ローガン

隣の部屋は鍵が閉まっていて開かなかった

ローガン

その間にも女性の悲鳴は大きくなった

ローガン

我が輩はフロントで自分の部屋と偽り隣の部屋の鍵もらい、その部屋へ走って戻った

ローガン

鍵を開けると刃物を持った男が女性を刺していた

ローガン

女性は傷だらけだったが腹や胸などは幸い刺されておらず、今行動を起こせば助かると思った

ローガン

我が輩は恐怖を紛らわすように雄叫びを上げ、ベットに上り男を殴りつけた

ローガン

男は倒れ、我が輩と女性は恐怖で震えていた

リアム

師匠すごいですね

ローガン

我が輩はがくりと膝をつき、女性に声をかけようとした

ローガン

その時だった

ローガン

座り込んだ女性がおもむろに男性の持っていたナイフを持ち、我が輩を刺そうと迫ってきた

ローガン

我が輩は立とうとしたが脚に力が入らない

ローガン

持っていた鉄の棒で彼女を殴るしかなかった

ローガン

我が輩には何が何だかわからなかった

ローガン

逃げようとした我が輩の目に止まったのは、小さなベットで泣く赤ん坊だった

ローガン

我が輩は考えた

ローガン

この赤ん坊は彼女の子だろうか

ローガン

これからこの赤ん坊は保護施設で育つのか

ローガン

そんな事を考えているとホテルのスタッフが階段を駆け上がる音が聞こえた

ローガン

我が輩はもう放心状態で赤ん坊を抱え、窓から飛び出した

リアム

それからどうしたんですか?

ローガン

走って走って走り続けた

ローガン

そして当時廃墟だったこの森の中の家を見つけた

ローガン

我が輩は母親を殺した償いに、この赤ん坊を育て守り抜くと決めた

ローガン

我が輩は赤ん坊にリアムと名前をつけた
どんな事にも動揺しない、誰かを守れる存在になってほしいと名付けた

ローガン

14年も前の話だ

リアム

僕?..........

ローガン

お前だよ

ローガン

我が輩のことを軽蔑したか?

ローガン

しかし、あの時はああするしかなかったのだ

リアム

ええ、よく分かります

リアム

軽蔑なんてするはずないじゃないですか

ローガン

もしお前が許してくれるなら、我が輩はお前の父親になりたい

ローガン

我が輩は自分の身を犠牲にしてもお前を守るのだという覚悟がある

ローガン

我が輩はお前を愛しているのだ

リアム

もちろんですよ師匠

リアム

いや、お父さん

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