言いたいこと、怒り、憎しみ
すべてを蹴散らしたあと
私は、走って家を出た
怜羅(闇落ち
っ、ダッ
桜ママ
怜羅!!
母の言葉を気にもせず靴を履いて飛び出した
まるで囚われていた鳥が鳥かごから抜け出したように
どれだけの時間 怒っていたのだろう
空は星につつまれた夜になっていた
怜羅(闇落ち
ダダダダダダ
怜羅(闇落ち
ハァハァ
走るのがこんなにも心地よいと思ったのは初めてだ
疲れても足を止めずに"いつもの場所"に向かった
ついた
私が辛くなった時に来る
海
ここは海の音で自分の声は周りには聞こえないから
存分に歌える
怜羅(小学生
つづく
怜羅(小学生
時間の欠片を集めている ただ
怜羅(小学生
過ぎる ノートの余白に書く
怜羅(小学生
答えはいつ
怜羅(小学生
ほんのり小さな感情へ
怜羅(小学生
愛をひとつまたねまたね
怜羅(小学生
夜に咲く温度と灯るまで
怜羅(小学生
呼吸一つ生きる生きる
怜羅(小学生
優しい日々の横で泣かぬよに 嗚呼
私のストレス発散法
それは 存分に歌うこと
星空の下で歌う歌は
とてもスッキリした
怜羅(小学生
はぁ…
歌い終わったらそのまま座る
怜羅(小学生
家に、帰りたくないボソッ
颯太(小学生
どーしたんだよ
怜羅(小学生
え、
怜羅(小学生
嘉村くん?
颯太(小学生
なんでここにいるんだって顔だな
颯太(小学生
俺だってここ好きなんだよ
あぁそうだった
小さい時は良くここで一緒に歌ってた
誰にも会いたくない気分だったのに
心の何処かで君を待っていたのはなんでだろう
怜羅(小学生
ニコッいや、もうスッキリしたw
颯太(小学生
ん?まぁ元気出たなら良かったかなw
颯太(小学生
言ったろ
颯太(小学生
もっと人を信用しろ
颯太(小学生
俺でいいなら何時でも話聞くから
怜羅(小学生
ぇ…
颯太(小学生
何驚いてんだよw"幼馴染"だろ
もっと頼ってよ
もっと頼ってよ
怜羅(小学生
…うんっ!ニコ ポロポロ
颯太(小学生
w泣かなくていいのに
怜羅(小学生
だって、嬉しくて、ポロポロニコッ
彼は私が泣き止むまで待っててくれた
怜羅(小学生
ほんとにありがとうニコッ
颯太(小学生
もう大丈夫だよ
颯太(小学生
怜羅
怜羅(小学生
wニコッ
私は心の底から笑えた
そしてこの瞬間 この星空が輝いているとき
颯太(小学生
帰ろう
この人に恋をした
怜羅(小学生
うんっ!
この日の星は本当に綺麗だった
ホワイト
お疲れ様です!
ホワイト
※ただ声一つの歌詞が間違っている可能性があります
ホワイト
おつホワ