薄暗い病室の中
俺はあっきぃの手を握っていた
幸い命に別状はないようだ
でも
あっきぃ
起きる気配はまったくない
ぷりっつ
ぷりっつ
あっきぃ
君はなにもこたえてはくれない
トントン🚪ガラガラ
あっと
ぷりっつ
ちぐさ
けちゃ
ぷりっつ
けちゃ
ぷりっつ
ちぐさ
あっと
ぷりっつ
ちぐさ
ぷりっつ
ちぐさ
ぷりっつ
あっと
ぷりっつ
ガラガラ🚪バタンッ
あっと
あっと
あっと
遠くであっとの声がひびく
俺は今すぐにでも死にたいんだよ
この世界が''見えない''ように
ぷりっつ
ぷりっつ
静かなリビングを見渡す
皆の姿は見えず、色が抜け落ちて見える
ぷりっつ
ぷりっつ
ぷりっつ
ぷりっつ
答えてくれる人はいない 静かな色が抜けたリビング
そこから俺はそっと自分の部屋へと 消えていった
ぬっしー
ぬっしー
ぬっしー
ぬっしー
ぬっしー
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