歌音
雲
確かに彼女が私の幼なじみの一員であり親友である「歌音」 であることは間違いないだろう。 しかし、その姿は私より10歳近く歳上であろう大人の女性だった。
雲
歌音だけでは無い。うっしーらしき彼も、レトさんらしき彼も、キヨらしき彼も、私の知る「幼なじみの彼ら」とは全く異なった姿の大人の男性だった。
雲
キヨ
雲
パニックになっていた私の目を覚ましたのは、大好きな彼の声だった。
歌音
歌音
キヨ
歌音
キヨは撃たれた肩を抑えながら斧を構える。抑える手からは血が滲み出て痛々しい。
そして、そんな事お構い無しに歌音はキヨに鎌を振り上げる。
私はとっさに歌音の前に立ちはだかった。
雲
雲
歌音
雲
歌音
雲
歌音
雲
歌音
雲
キヨ
キヨ
雲
キヨ
雲
キヨ
雲
私は言われた通りに全速力で校舎に向かった。
歌音
キヨ
歌音
雲
私と彼ら以外のこの学校の時はまだ止まったままだった。
??
雲
そんな私の鼓動だけが聞こえる学校に、優しい声が響いた。
雲
??
そう言って彼は人が入れるか入れないか、という大きさのワープホールのようなものを見せる。
雲
??
私はそのワープホールに恐る恐る入った。
コメント
30件