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恋の始まり

第1話 - 恋の始まり

103

2019年08月18日

#恋愛系

#恋

かえ

りさは、高校3年生になる時に田舎から東京に引っ越してきたゆりはもうすぐ卒業する

〜公園〜

ゆり

（東京って住宅街でもこんなに人がいるんだな〜今更だけど）

知らない人

ねぇ君！

ゆり

え？あ、はい

知らない人

今時間ある？

知らない人

いや〜実は友達と待ち合わせしてるんだけど、あと1時間も待たなきゃ行けないんだよね〜

ゆり

（何この人、もしかして年上の人！？）

ゆり

あ、すいませんこれから行くところがあるので、

知らない人

行くってどこ？車で送ってってあげるか？

ゆり

いえ、大丈夫ですので

知らない人

じゃぁ連絡先教えてよ！

ゆり

あ〜いや、

知らない男子

ごめんまった？

知らない人

？！

ゆり

（え？）

知らない男子

ごめん道混んでて来るの遅れたわ

知らない男子

行こっか！

ゆり

え、あ、うん

知らない男子

ここまで来れば大丈夫か、

ゆり

あの！ありがとうございました！

知らない男子

大丈夫！

知らない男子

モテる子は大変だね

ゆり

いえ、そんな、

知らない男子

じゃぁ気おつけてね

ゆり

ありがとうございました（礼）

ゆり

（なんだろう）

ゆり

（この気持ち）

ゆり

（行って欲しくない）

ゆり

（ずっと見つめる）

知らない男子

（振り返る）

知らない男子

この後空いてる？

ゆり

あ、はい！

レストラン

ゆり

（こんなところ来たことないよ〜）

ゆり

（ホークとナイフなんてビックリドンキーくらいでしか使ったことないし）

知らない男子

そんなに緊張しなくてもいいよ笑

ゆり

あ、はい

知らない男子

あ！そういえば名前言ってなかったね

けんと

俺、時雨ひろとです

ゆり

あ、私は小山ゆりです

けんと

何歳なの？

ゆり

あ、えっと18です

けんと

まだ高校生か、

けんと

俺はもうすぐ20だよ

ゆり

そうなんですね！

けんと

ここはね、俺のうちの会社の店なんだ

けんと

なんか１回こいって言われてさ

けんと

1人じゃこんなところ寂しいから、ありがとね！

ゆり

いえいえ、私もごちそうになっちゃって

けんと

大丈夫だよ！ここうちの店って言ったじゃん！

ゆり

やば、どうしよう、うち今日親居ないんだった...

ゆり

しかも鍵忘れた〜（泣）

けんと

大丈夫？

ゆり

あ、はい…

けんと

もし良かったらうち泊まる？

ゆり

いや、でも迷惑かけちゃいますし...

けんと

大丈夫だよ、1人くらい

ゆり

なら、お、お願いします

ゆり

お邪魔します

けんと

このベッド使ってね

けんと

俺、リビングで寝てるから！

ゆり

でも

けんと

いいよいいよ！

けんと

じゃぁおやすみ！

ゆり

えぇ、ああ、おやすみなさい...

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