主
主
主
主
主
主
くろのわ(kne)視点
kne
kne
倒れた彼が
ひどく遠い存在に見えて
彼の名前を呼ぶ以外に
言葉なんて出なくて
kne
kne
knmc
何度呼んでも
返ってはこないその声に
寒気がして
でもやめるなんて出来なくて
何度も、何度も
彼の名前を呼んだ
knmc
knmc
なんで
なんで笑ってるの
kne
ポタ…と床に落ちた何かを見れば
泣いていることに気づいた
kne
もっと彼の名前を呼んで
彼の顔を見ないといけないのに
涙で目の前が霞んでよく見えない
ぼやけた彼の顔が
より一層遠い存在になっていく気がして
それに抵抗するように
涙は溢れ続けた
knmc
kne
knmc
knmc
knmc
ダメだ
これ以上聞いちゃダメだ
knmc
聞くな
聞くな聞くな聞くな
knmc
knmc
kne
僕、だよ
kne
そう言い放った彼は
とても穏やかな顔をしていて
やっとこちらと目が合ったように思えた
kne
kne
kne
kne
生気を感じないその笑みが
彼がもうこの世にはいないことを 突きつけているようで
握り返されることの無い冷えきった手が
僕を非情にはしてくれなくて
止まったはずの涙がまた溢れてくる
こぼれた雫が
彼の頬を伝う
knmc
kne
ああ
君を恨むことが出来たなら
コメント
3件
ごめんなさい!学校とかの都合上見るのが遅れてしまいました!ほんとにありがとうございます!(これを書いてる時は、いつ出されたのかほんとにわからない)これからも頑張ってください‼︎応援しています‼︎