コメント
0件
注意書き用
🍝🍷
🍝🍷
カーテンから漏れる朝日に目を細め、枕元の時計を見る。まだ朝の7時頃だった。 再び布団へ潜り込み、二度寝の準備をする奏斗。
🍝🍷
ごろんと寝返りをうつと何かにぶつかった。壁よりも柔らかい、まるで人間のようなーー
🍝🍷
🦉🎻
🍝🍷
🍝🍷
🍝🍷
🦉🎻
🍝🍷
🍝🍷
いい子だな〜と言いながらいつもより幾分も低い位置にあるピンクブロンドの髪をわしゃわしゃと撫でてやる。 目を細め、されるがままになっている姿は大型犬を思い出させた。
🦉🎻
🍝🍷
🦉🎻
🍝🍷
けらけらと朝から楽しそうに笑っている奏斗を横に起き上がるセラフ。 布団を被っていてわからなかったがなぜか上半身は何も身に着けていない。
🍝🍷
🦉🎻
🍝🍷
つられて布団から抜け出すと奏斗自身も下半身に何も身につけていなかった。 気づくとほぼ同時に素の足を再び布団へ引っ込めた。
🍝🍷
🦉🎻
🍝🍷
なぜ、セラフは上半身、奏斗は下半身に何も身に着けていなかったのか考えているとふしだらなことばかり浮かんで、顔がだんだんと熱くなってくる。
🦉🎻
🍝🍷
🦉🎻
振り返ったセラフに顔が赤くなっていたのはバレていなかっただろうか。早くなった鼓動を落ち着かせてから、ベッド下に放られたズボンを履いて、奏斗もリビングへ向かった。
🦉🎻
🍝🍷
ありがとう、と礼を告げて席へつく。 昨日の料理も少し残っていたようでまとめて温め直しているセラフ、その背中を意味もなく見つめてしまう。
🦉🎻
🍝🍷
🦉🎻
🍝🍷
誤魔化すように奏斗は手近な書類を持ち出す。目を落とした先の文字列は一向に頭に入ってこない。 彼が気になってしょうがないのに、目で追うだけ。我ながら女々しいと、苦笑する。
🦉🎻
🍝🍷
そこからは奏斗自身あまり覚えていない。取り留めのない話をして、あっという間に仕事の時間になって、セラフと別れた。
慌ただしく過ぎ去った午後。一人、コンビニで買った食料を急ぎ足で頬張る。
🍝🍷
🍝🍷
🍝🍷
最後のひとくちを名前のない感情とともに飲み下し、夜におちた街を急いだ。