コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
れいら
れいら
れいら
れいら
れいら
どうしてこの国の笑顔を もっと早くに愛おしいと 思えなかったんだろう? 思えていたらあの子は私の代わりに 死ぬことはなかったのに… 君と出会ったのは私がまだ幼い頃で 君は私とよく似てた 心のどこかで私達は仲間だと思っていた だけど、違った 私の愛した人はあなたの愛した人を 好きになった あなたを失うぐらいならあの女を ”殺してしまいなさい!” どうしてあなたの笑顔を 守れなかったのだろう? 私は姉で貴方は弟なのに… 私が守らなければいけなかったのに… とうとう私の傲慢さに 耐えれなくなった民衆は 城を壊して、兵士を倒し 私を追い詰めた そして貴方は私にこう言った ”この服を貸してあげるから逃げて!” ”僕らは双子だから大丈夫!” 大丈夫なわけないよね 怖いし不安に決まってる だけど私は貴方に甘えて逃げてしまった 貴方を置いて… 終わりを告げる鐘がなり 民衆たちは喜んで ”妾”の死を喜んでいる ”彼女”はこう言った ”あら?おやつの時間だわ” どうしてこの国の民の笑顔を 大切にせずに私はわがままを貫いたの? 私が少しでもいい王女だったなら貴方は 私の隣で笑っていたのに… そう…私は傲慢な王女 悪ノ娘だった
れいら
れいら
れいら