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ギル帝国はご飯も豪華である。ハンバーグがオススメです
ナイファー
そういえばギル様、何故地球支配を狙っているのですか？
ブロフェッサーギル
ﾊﾞｸﾊﾞｸﾊﾞｸ・・・なんだ？
ナイファー
いえ・・なんでもありません
ブロフェッサーギル
フフッ・・・お前は自慢の秘書だ特別に教えてあげよう
ナイファー
えっ！良いんですか！？
ブロフェッサーギル
せっかくだ。いつ俺が死ぬかわからないんだしな
ナイファー
うぅ・・ギル様・・！
ブロフェッサーギル
それは8年前の事だったな・・
〜8年前〜
ギル（幼少期）
うぅ・・・お腹すいた・・
元々俺は地球に住む日本人だった。
ギルの父
うるさいんだよ！！黙っていろ！
バコッッ！
ギル（幼少期）
うぅ・・ごめんなさい・・
ギルの父
あぁ！！すみませんだろ！！
ギル（幼少期）
うぅ・・すみません・・
ギルの父
それで良いんだよ！ガキが！とりあえずこのカップ麺食ってろ！
ギル（幼少期）
わかり・・ました・・
バタンッ！！
ギル（幼少期）
ｽﾞﾙｽﾞﾙ、うう・・
俺はいわゆる「望まれない子」だった。 だから常日頃暴力を受けていたんだ
ギル（幼少期）
・・よし、行ってきますお母さん・・
ギル（幼少期）は母の遺影を見る
母は俺を産む時に亡くなってしまったらしい だから俺は母を写真以外で見た事がない
ドガッ！！
ギル（幼少期）
うぅ・・痛い・・
クラスメイトA
俺様に逆らうからこうなったんだ！どうだ！痛いか！！
ギル（幼少期）
痛い、です・・
クラスメイトA
へっ！この世界はな！力がなきゃどうしようもねぇんだわ
クラスメイトA
お前が貧乏で消しゴムねぇとか、ご飯が食えねぇとかじゃねぇんだわ
クラスメイトA
力が無いのに無謀なことをするんじゃねぇよ
ギル（幼少期）
すみません・・
クラスメイトA
・・ごめんなさいでいいわ、同じクラスだしな
俺はこの時「力が無ければ生きる事も許されないのかな」 と思うようになった
ギル（幼少期）
よし、これで・・・
ｶﾁｬ・・（ナイフを取り出す）
ギル（幼少期）
強く無ければ・・生き残れないんだ・・
ギル（幼少期）
お父さんを・・倒さないと・・生き残れないんだ・・・
ギルの父
帰ったぞ
ギルの父
・・・何を持っているんだ！！浩一郎！！
ギル（幼少期）
はは・・僕は強い・・・強い
ギルの父
やめろ・・・やめてくれ・・
ｻﾞｸ・・（父の鳩尾に刺さる）
ギルの父
ｺﾞﾌｩ・・浩一郎・・
ギル（幼少期）
僕は・・強いんだ・・
ギル（幼少期）
強いんだよ！！！
ギル（幼少期）
・・・んぁ・うううぅぅ・・！！
ギルの体が闇に飲まれていく・・・
？？？
浩一郎・・お前は地球を支配できる力を持っている・・
ギル（幼少期）
持っている・・？ここはどこ・・？
？？？
ここは怪世界だ。お前のこれからの住むところなのだ
ギル（幼少期）
そうなんだ・・
？？？
さぁ・・ギル様、地球を、支配しましょう・・・
ナイファー
さぁ・・ギル様・・！
ギル（幼少期）
わかった・・
ギル（幼少期）
頑張る・・
こうして今の俺が誕生したのだ。
ブロフェッサーギル
・・・っとこんな感じだな
ナイファー
貴重な話、ありがとうございます・・！
ブロフェッサーギル
ナイファーよこの帝国に俺を連れてきてくれてありがとうな
ブロフェッサーギル
お前とずっと一緒だ
ナイファー
ギル様・・！！
ブロフェッサーギル
さて・・夜食は終わりだ
ブロフェッサーギル
俺はこの地球を手に入れる。
ナイファー
おぉ！
ブロフェッサーギル
そして・・差別のない地球にしたいんだ
ナイファー
ギル様、ついていきます！
ブロフェッサーギル
そして・・スペクトラの力を手に入れてみせる
玲雅の中にいるザンドは異変を感じていた
ザンド
なんだ・・このなんともいえない感覚は・・
ザンド
まさか・・ギルが本格的に攻めてくる・・！？
つづく
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
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