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名前→白波 憂(しらなみ ゆう)

ゆう

物語内ではこちらのアイコンです。

性別→♀

年齢→16歳

身長→160cm

好物→辛いもの 苦手→甘いもの

名前→三途 春千夜

春千夜

物語内ではこちらのアイコンです。

注意↓ ※梵天ルートの物語です。 ※ネタバレ、キャラ崩壊苦手な方は閲覧お控え下さい。

ゆう

…海って、こんなに風が来るものだっけ。

母の大きな麦わら帽を 両手でしっかりと抑える。

水平線に影を付ける入道雲を眺めながら、 私は白いガードレール沿いに一直線に歩いた。

夏休み1日目。

私の住んでいる所は、内陸側ではあるけれど 自転車で30分程漕げば、簡単に海へ向かうことが出来る。

ゆう

…海なんて、春でも秋でも何時でも行けるものだけど。
やっぱり夏が1番綺麗。

ゆう

やっぱり、夏休みで浮かれてるな、私。

自転車のカゴから取り出したペットボトルを持ち、柵に寄りかかって海を眺める。

この海は、かなり端の道路側にある為か、休日でも余り人がいない。

ゆう

人が居ないと、こうやって静かに景色を見れるから良いよなぁ。マァちょっとは寂しい気もするけどね。

プルルルル、

ふと、スマホから通知音が鳴った。

ゆう

あ、春千夜からだ。
…もしもし。どうしたの?

春千夜

『ユウ!今何処に居ンだよ。』

ゆう

海だよ。

春千夜

『海ィ?珍しくなんでそんなトコに…』

ゆう

鶴蝶から聞いてない?
今日から夏休みなんだ。

ゆう

あ、でも春千夜達は毎回授業サボってたから毎日夏休みみたいなものだったってね。

春千夜

『サボらず全うに仕事してるが???💢
…チッ、夕飯迄には帰れよ』

ブチッ

ゆう

あ、もう切れちゃった。

ゆう

はぁ…しょうがない。

ゆう

ちょっと早いけど帰ろうかな。

自転車のヘルメットをもう一度被り、 海にサヨナラを言って。

私は"家"と呼べる様な居場所と、"家族"とも言える様な皆に会う為に。

私はペダルを踏んだ。

白波 憂の日常

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