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最高ーーー
死ぬーーー
「 ぷろろーぐ 」
すあ、過去編 すあ × よあり(喋りません)
ちいさい頃から働いてた。
お金がないから、貧乏だから。
年齢は、得意の嘘で誤魔化して。
しょうがなかったの。
お母さんたちはよくふたりで旅行に行ってるから、お金のことはすべてぼくに丸投げ。
……いい加減、逃げ出してしまいたかった。
他のメイドさん
すあかげ(昔)
他のメイドさん
……今、逃げれるかな。
すあかげ(昔)
すあかげ(昔)
でも…そうだな、
このまま、精神は崩れてくばっかで、救済なんてない。
…じぶんが、壊れるかもなんだよ?
すあかげ(昔)
……これもぜんぶ、しょうがないよね。
…ぼくはなんにも悪くない。
逃げちゃった。
すべて投げ出しちゃった。
すあかげ(昔)
すあかげ(昔)
すあかげ(昔)
すあかげ(昔)
他のメイドさん
すあかげ(昔)
他のメイドさん
他のメイドさん
すあかげ(昔)
他のメイドさん
すあかげ(昔)
他のメイドさん
他のメイドさん
すあかげ(昔)
すあかげ(昔)
すあかげ(昔)
この日の天気は快晴。
空は、ぼくを嘲笑うかのように明るかった。
それからのぼくの生活は地獄だった。
お金もないし、食べるものもない。
…学校にすら、行けやしない。
けど、
ひとりの中性の子に出会うまでが、ぼくの物語のプロローグだよ?
すあかげ(涼明陰)