優姫
…
優姫
(皆さん助けてください。)
優姫
(目の前に)
蘭先輩が居ます
優姫
ら、蘭先輩。
蘭
ん〜?
優姫
どいてもらってm
蘭
無理
優姫
え、
蘭
え♡
優姫
……何も無いですよ?(激あり)
蘭
んー
蘭
(変装が上手いなぁ)
蘭
ちょっと来てよ。
優姫
え
優姫
あの、
蘭
俺のこと、覚えてない?
優姫
ッ
優姫
…
覚えてますよ
優姫
(忘れるわけない。)
蘭
なぁ優姫
優姫
なーに蘭ちゃん!
あれは2年前…だったかな
蘭先輩じゃなくて蘭ちゃんと仲が良かったあの時。
こんな格好もしなかったあの時
蘭
優姫は今日何して遊びたい?
優姫
んー町に出たい!
蘭
いいよ!行こ!
おぢさん
……グヘヘ
優姫
ねぇ、暗くなって来ちゃったよ?
蘭
んーじゃあ帰ろっか
優姫
うn
優姫
えッ
蘭
ねぇ優i
蘭
優姫?
蘭
…あの野郎
優姫
ン"ー!ン""、
優姫
(蘭ちゃんッ助けて、)
おぢさん
グヘ、やっと2人っきりだね♡
この時、私は誘拐された。
何かされるんじゃないか。もう蘭ちゃんには会えないんじゃないかって。
不安になった。
おぢさん
今楽になれるよ♡♡
優姫
(やッ)
優姫
ン""
蘭
おぢさん……何してるのカナ?
おぢさん
えっ
優姫
(蘭ッ)
ボコッ
優姫
……え
目の前にはおぢさんを殺してしまいそうな勢いで殴りかかった蘭が見えた
おぢさん
痛ッッッッッ
蘭
…
蘭
ボコッドゴッドカッボコッッ
優姫
……
その光景が怖すぎて。私は震えてしまった。そこで私は蘭に初めて
"怖い"という感情を出してしまった。
優姫
蘭ちゃん、その人動いてないよ、?
蘭
…
おぢさん
……
優姫
蘭ッッッッッ
蘭
!
蘭
…ごめん優姫さ、帰ろ
優姫
ッ
嫌ッ
蘭
ピク…
蘭
は?
優姫
ヒッ、
蘭
……お前もこうなりたいの?
優姫
違う、違うよ
優姫
怖いよっ
優姫
怖い、
蘭
お前のためにやったんだろ。もういいお前がそんな面してるのが悪ぃんだろ?
優姫
、
自分の顔。顔がこんなんだからこうなってしまったんだと。
その日からあの時まで蘭とは顔を出さなかった。
あの事件があってから家以外では地味に。目立たなく、何も無いように目立たないようにと
それしか考えなくなった
蘭
ふーん。
蘭
変わったよね〜
蘭
地味すぎ
蘭
太った?
蘭
痩せたら??
優姫
相変わらずグサグサと…
蘭
……
優姫
(言っていいのかな)
優姫
(1人くらい、、大丈夫なのかな、)
優姫
蘭先輩、私は
優姫
その、
優姫
変装してて、
蘭
うん知ってるよ
優姫
え
優姫
なんで、
蘭
優姫のことはなんでも知ってるから
優姫
ゾワ
蘭
俺は誰にも言っていない事がある
2年前に優姫を傷つけた
誘拐されて。その犯人を殺した俺。その近くに震えた優姫。
俺が帰ろうと言うと断わられた
俺は勢いでイラついてしまい1人で帰ってしまった。
こんな俺でも。
前から
ずっと前から、
優姫が好きだった
蘭
(スキ、だったけど。)
優姫
もう行きます
優姫
放課後ですし
蘭
…
蘭
なぁ優姫
優姫
?
優姫
なんでs
グイッ
蘭
敬語。ウザいんだけど
優姫
、
蘭
じゃ約束をしようか
優姫
え?
その約束は
蘭
いーち。敬語はだーめ、タメね?
優姫
え
蘭
にー。その変装。明日から辞める事
優姫
は、
蘭
さーん。仲直り、したい、
優姫
ッ!
蘭
俺がなにをしたかは分かってる。でも無理にとか、は言わないから
蘭
お願い、
優姫
……明日また話しよ。
蘭ちゃん。
蘭
…!