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井上結香
私の自慢の彼氏、疾風。
買い物帰りに、君は知らない女と口付けしていた。
井上結香
飽きられたんだ。
それしか、頭になく、買い物したものを持って、走って家へ帰った。
井上結香
嘘だったんだ。
疾風が言った、私への言葉は。
なんだ、嘘だったんじゃん。
なんで、私本気になってるんだろ。
もう、好きじゃないし_____
そんな、はずなのに
井上結香
なんで、涙が出るんだろう____
「一昨日、昨日、明日、明後日、今日」
「ずっと、君を好きでいるから。」
そんなの、今になっては嘘にしか聞こえない。
井上結香
私は、家の前でしゃがみこんだ。
小島波瑠
井上結香
波瑠は私の幼馴染。
前の学校では、疾風と並ぶ、イケメンだった。
井上結香
そう、途切れ途切れに言うと、波瑠は、優しい声のトーンで
小島波瑠
井上結香
わかってる、分かってるけど。
飽きさせた私が悪い、なんて思ってしまう。
小島波瑠
朝上疾風
そう、低いトーンで言ったのは、
井上結香
疾風、だった____…
小島波瑠
朝上疾風
井上結香
朝上疾風
小島波瑠
朝上疾風
井上結香
朝上疾風
朝上疾風
井上結香
朝上疾風
井上結香
小島波瑠
波瑠は、ただ一人歩いていく。
小島波瑠
そう、呟いて。
そのキスした女が、結香の悪口を疾風の前で言って
半殺しになりかけたことは言うまでもない。