/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
（目が覚める）
貴方
ここは？
夢叶
ぁ、おはよう
夢叶
貴方
貴方
夢叶……？
貴方
ここは一体？
夢叶
ここ？
夢叶
ここは今日から貴方の部屋になるところだよ
貴方
な、何言ってるんですか？
貴方
部屋？
夢叶
うん、貴方はこれからずっーと
夢叶
ここで過ごしてもらうの…
夢叶
永遠に
貴方
どうしたんですか？
貴方
おかしいですよ…
夢叶
おかしい？
夢叶
どこが？
夢叶
至って普通だよ
貴方
普通じゃありませんよ
貴方
いつもの夢叶に戻って下さい
夢叶
酷いこと言うね、私は私だよ？
夢叶
ただ私は貴方とずっと一緒に居たいだけ
夢叶
それの何がダメなの？
貴方
だからって、こういうのは
夢叶
貴方なら否定しないでくれると思ったのに……否定するの？
貴方
…………
夢叶
大丈夫だよ、ここから出ないなら何してもいいからさ
貴方
（この状況、どうすれば）
夢叶
ぁ、脱出しようとか思わないでね
貴方
（今は従っておこう……）
貴方
分かりました
夢叶
いいこだね
夢叶
でも、もしもの時があったら
夢叶
覚悟するんだよ
貴方
はい
夢叶
ぁ、それとこれ
貴方に首や色んなところに鎖？を繋げる
貴方
はっ？
夢叶
自由にしていいとは言ったけど
夢叶
変な事されても困るからさ
夢叶
一応ね
夢叶
貴方は私から離れないって信じてるから
目が覚める
貴方
（どこだ？ここ）
晴香
ぁ！おはよー
晴香
いい夢は見られた？
貴方
晴香？
貴方
なんで
晴香
ズバリ、僕が君をここに連れてきたからだよ
貴方
いやいや
貴方
勿論、返してくれるんだよね？
晴香
な訳ないでしょ
晴香
だったらここに連れて来る意味ないじゃん
貴方
つまり、ここに一生居ろと？
晴香
さすが！物分りがいいね
貴方
はっ、嫌だね
晴香
僕と一緒は嫌かな？
貴方
そもそも（一人称）には仕事があるの
晴香
嗚呼、あの仕事？
晴香
やんなくていいんじゃない？
晴香
あんなの、僕ら人間が居るだけで湧くんだからさ
晴香
それに、君以外僕には興味無いしね
貴方
頭でも狂った？
晴香
何言ってんの、僕の頭は元々狂ってるよ
貴方
ヤベェやつじゃん
晴香
それは君もでしょ
晴香
まぁ、いいや
晴香
これからはずっと僕と一緒
晴香
安心して、ちゃんと服も用意するしご飯もトイレもお風呂もあるから
貴方
無いと困るんだわ
晴香
それもそうだね
晴香
ぁ、後
夢叶の時と同様に鎖？をつける
貴方
まじ？
晴香
まじ
晴香
監禁ものって大体こういうのあるでしょ？
晴香
だからだよ
貴方
漫画の見すぎじゃね？
晴香
そうとも言うね
晴香
じゃ、僕はちょっと席を外すね
晴香
仕事場から連絡来たからさ
貴方
うん
晴香
ぁ、僕が居ないからって
晴香
変な真似はしないでね
晴香
そしたら、僕怒っちゃうから
目が覚める
貴方
は？ここ何処よ
遥菜
ぁ！
遥菜
貴方、おはよう！
貴方
おはよう…
貴方
じゃないわよ、何処よここ
遥菜
うーん、私と貴方がこれから愛を育む場所的な？
貴方
なによそれ
遥菜
まぁ、とりあえず貴方はここから一生出られないってこと！
貴方
そんなの嫌よ
遥菜
なんで嫌なの？
遥菜
私と居るの嫌？
貴方
そういう訳じゃないけど
貴方
そもそも、あんた仕事はどうすんのよ
遥菜
仕事？勿論行くよ
遥菜
活動休止って訳にも行かないでしょ？
遥菜
私には沢山のファンが居るからね
貴方
あっそう、
貴方
それで？（一人称）はずっとここに居ればいいだけ？
遥菜
勿論！
遥菜
洋服とご飯は私が用意するし
遥菜
お風呂とトイレは着いてるからさ
貴方
ちゃんとしてるのね
遥菜
でしょ！
遥菜
私頑張ったんだから
貴方
凄いわね
遥菜
もー、褒めたって何も出ないんだからね？
貴方
わかってるわよ
遥菜
それならいいけど、
遥菜
ぁ、そうだ
以下同文
貴方
ちょ、何よこれ
遥菜
見て分かるでしょ？
遥菜
何があるか分かんないからさ
遥菜
付けておこうと思って
貴方
違和感すごいんだけど
遥菜
大丈夫、そのうち慣れるよ
遥菜
じゃあ私は新しい洋服持ってくるね
遥菜
すぐ帰ってくるから
目が覚める
貴方
うぉ、何処だここ！
奏仁
目が覚めた？
貴方
奏仁！
奏仁
やっほ、貴方
貴方
えっと、まずこの状況は？
奏仁
ん？嗚呼、なんでここに居るか？
貴方
そうそう
奏仁
俺がここに連れて来たからだよ
貴方
ぇ……どうやって？
奏仁
それは内緒
貴方
じゃあ、なんでこんな事したんだ？
奏仁
なんで、こんな事したか……か
奏仁
そんなの決まってるでしょ
奏仁
ずっーと貴方と一緒に居たいからだよ
貴方
なぁ、奏仁
貴方
どうしちまったんだ？
貴方
いつもの奏仁じゃなくね？
奏仁
いつもの俺？
奏仁
何言ってるの、いつも通りだよ
奏仁
これは前々から思ってた事で
奏仁
ただ、実行したってだけ
貴方
前々から思ってて実行したとか
貴方
よく分かんねぇよ
奏仁
分からなくてもいいんじゃない？
奏仁
貴方はただこれからのことだけ考えればいいよ
奏仁
ぁ、忘れるところだった
貴方
？
以下同文
貴方
な、なんだよこれ
奏仁
俺の元から離れられても困るからね
奏仁
保険…かな？
奏仁
まぁ、貴方のことだから保険になりそうにないけど
貴方
（奏仁が奏仁じゃねぇみてぇ）
奏仁
似合ってるよ、その姿
奏仁
大型犬みたい
貴方
それは褒めてるのか？
奏仁
褒めてる、褒めてる
貴方
そっか……
奏仁
ぁ、そうだ
奏仁
お菓子作ってあげる
奏仁
なんでもいいよね？
貴方
ぇ、ぁ、うん
奏仁
じゃあ、いい子で待っててね
奏仁
すぐ作ってくるから
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
