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そのおばさんは ある日突然 前触れもなくやって来た
ピンポーン
男
ピンポーン
男
男
無視し通せば 観念して帰っていくだろう
そう軽く考えていた
ピンポーン
男
男
男
ドンドンドンドン
男
男
ドンドンドンドン
男
男
ドンドンドンドン
男
男
男
今思えばこの「出る」という 判断は、おそらく 間違いだったんだろう
しかしこの時の俺には そんな事を考えてる余裕はなかった
ガチャ
男
おばさん
何なんだ? この後汚いおばさんは?
そいつに対しての 第一印象は その程度だった
男
おばさん
男
男
おばさん
男
そのおばさんの一言は これから俺を 恐怖のどん底に陥れる 悪魔の一言だったとは
この時の俺は 知る由もなかった
男
おばさん
おばさん
男
男
おばさん
おばさん
男
男
男
おばさん
男
男
ガチャン
おばさん
男
男
男
男
もうあのおばさんは 来ないだろう
そう考えていた
翌日
ピンポーン
男
ピンポーン
男
男
俺の脳裏には 昨日の気味悪い おばさんの影がチラついていた
男
ドンドンドンドン
男
ドンドンドンドン
男
男
ドンドンドンドン
男
男
男
ガチャ
男
おばさん
男
男
おばさん
男
男
男
おばさん
おばさん
おばさん
男
男
おばさん
男
男
男
男
男
男
ガチャン
おばさん
男
男
男
男
男
男
男
男
しかし
あのおばさんは、あれから毎日 金を貸してくれとやって来た
翌日は800円貸してください
その翌日は700円貸してください
そのまた翌日には 600円貸してください
そのまた翌日には 500円貸してください
そのまた翌日には 400円貸してください
もうさすがに うんざりだ!
あのババア 俺に何の恨みがあるんだ?
俺が何したか?
どこかで会った事あったか?
いや知らない 初めて見る顔だ
しかも奇妙な事に 毎日同じ時間 11時にそのババアはやって来るんだ
何が目的なんだ?
次来たら問い詰めてやる
ピンポーン
男
男
ガチャ
男
おばさん
男
男
男
男
おばさん
男
男
男
男
おばさん
男
ガチャ
隣人
隣人
男
隣人
男
男
そこには ババアの姿はなかった
隣人
隣人
ガチャン
男
男
男
男
男
男
男
男
男
この時俺は ノイローゼになっていた
その日の夕方 病院に行ったら
鬱、自律神経失調症と 医者から診断された
これじゃ 仕事も出来ないじゃないか!
俺はどうなっちまうんだよ・・
それからもババアは 2日連続でやってきた
200円貸してください
そして今日は 100円貸してください
この頃の俺はもう 身も心もボロボロに 傷つきまくっていた
しかし心なしか 余裕があった
やっと解放されたんだ!
最初にババア来た時は 1000円
それから、日を追うごとに その金額は 100円づつ減っていき
今日は100円
明日は0円だから もう、あのババアが 来ることもないだろう
そう安心していたんだ
翌日
ピンポーン
男
男
男
目覚まし時計を見ると 時刻は11時を示していた
不気味なくらいに規則正しく 11時きっかりに 鳴り響くインターフォン
男
ピンポーン
男
俺は不安を抱えながらも ドアを開けた
ガチャ
男
そこには 嫌という位に 見慣れた あのババアが立っていた
おばさん
男
おばさん
男
男
男
男
おばさん
男
俺はババアの一言で これまで抱えて来た 恐怖、苛立ちが 一気に爆発し
気がついたら ババアの首を絞めていた
男
男
男
男
男
男
男
男
男
男
おばさん
隣人
男
男
男
隣人
俺は隣人に押し倒され その場にヘタレ込んだ
隣人
隣人
男
隣人
隣人
隣人
おばさん
男
男
おばさん
おばさん
おばさん
おばさん
おばさん
おばさん
おばさん
翌日の11時ジャスト
私は男の家の インターフォンを鳴らす
しかし応答がない
試しにドアノブを回してみる
ガチャ
おばさん
男は部屋で 首をくくって ○んでいた
おばさん
おばさん
おばさん
おばさん
おばさん
おばさん
おばさん
おばさん
おばさん
おばさん
プルルルルル
おばさん
社長
おばさん
おばさん
社長
社長
おばさん
社長
社長
社長
社長
おばさん
おばさん
おばさん
おばさん
おばさん
社長
社長
社長
社長
おばさん
おばさん
社長
おばさん
社長
社長
おばさん
おばさん
おばさん
社長
社長
社長
社長
おばさん
社長
社長
おばさん
おばさん
社長
社長
社長
おばさん
社長
社長
おばさん