et
リトくん、あのね伝えたいことがあるの
リト
なに
et
あのさ、前に言ってくれたじゃん
et
私に『華』になって欲しいって
リト
うん、今でもその気持ちは変わってないよ
et
私、リトくんが好きだから…
リト
待って、俺に言わせて
リト
etさん、最初は血の味って言ったけど
リト
今は、etさん自身が好きなんだ、俺の乙女になってくれませんか
et
うん、なる。リトくんの『華』になる
リト
ありがとう、愛してるよ
et
私も…あ、愛してる//
リト
キス、してもいい
et
いいよ//
チュッ
リト
やっと、俺ものになってくれた
et
えへへ、待たせてごめんね
リト
じゃあ、噛むよ
et
うん
『華』になるには、相手の血を体内により入れる必要がある
もちろん結婚する時とは少し違う
結婚は、この時に花嫁の血を1割ほど飲んでからその分を補うように吸血鬼の血を体内に流し込まれるのだ
et
ぁ…あつ、い
何これ、今まで血を吸われる時はふわふわしたのに
今は全身が熱い
リト
etさん、終わったよ
et
リトくん、熱いの治んないよ
リト
大丈夫、etさんの体が俺の血を受け入れようとしてるだけだから
et
そうなの?
リト
うん
et
ぁ、あのね
et
ぎゅ〜して欲しい
リト
いいよ//
et
リトくん、ひんやりしてて気持ちぃ
リト
そう、ならよかった
リト
etさん、熱いの治った?
et
うん
et
もう、大丈夫
リト
ん、ちゃんと俺の花咲いてる
et
本当に?
リト
姿見で見てきな
et
うん
et
わぁ〜、綺麗
et
リトくんの花は真紅の薔薇なんだね
リト
そうだよ
et
えへへ、なんか嬉しいね
et
花言葉を刻まれてるみたいで
リト
etさん、本当可愛い
et
へ//、急に何言っての
チュッ
et
ん、ぁ…やっ、ん
リト
ごめん、我慢できなくて
et
はぁ、はぁ、急にしないでって言ってるでしょ
リト
じゃあ、急じゃなきゃいいんだね
et
そ、そう言うわけじゃ
リト
キスするね
et
ん、ちょっ、まっ
チュッ
リト
好き…
チュッ
リト
好き…
et
私も…好き
リト
etさん、これからよろしくね
et
うん