『君が好き＿。』

私はもうどうでも良くなった

普通に家から帰っていたときの話

帰っていると悲鳴が聞こえた

しかも私の家の方角だ

私は嫌な予感がして

全速力で走った

嫌な予感が的中してしまった

絶望した

家族は全員死んだ。

唯一残ったのが金だけ

私は一人暮らしをすることになった

必要なお金は叔母さんが出してくれた

それなら、

言われた通り勝手にします。

学校はサボり、

朝までずっと遊んだ

ある日

私はまた夜遊びをしていた

そしたら誰かが私に注意？してきた

大学生くらいの男か…

ウザイな…

本当にウザイ…

ルイside

ある日

夜中に目が覚めた

コンビニに行こうとしていた

そんな時に1人の女子高校生が

夜遊びをしていた

俺は注意した

そしたら急にその子は走り出した

でも心配だ

その日から俺は

毎日その子に話しかけた

俺は本音で話してくれたことが嬉しくて

思わず抱きしめた

レイside

この人、いつも絡んでくる…

なんなの？暇なの？

そう思っていたら

突然抱きしめられた

大体の人は

何を考えてるかわかりやすい

だけどこの人は分からない…

何考えてるんだろ…この人

ルイside

あれ、なんで俺抱きしめたんだ…？

普通抱きしめないよな、？

もしかして俺…

この子が好きなのか…、？

あぁ、俺

この子のこと

好きだ

レイside

名前を言っただけでこんなに喜んでくれてる、

あぁ、なんだか私も嬉しい…

でも私には金もないし、

家族もいない

もう生きてられないな…笑

ルイside

ある日レイちゃんに呼び出された

なんだかドキドキする

しかも屋上…

こ、告白とか…！？

いや、何考えてんだ俺、キモすぎるだろ…

でも本当に気になる

彼女は淡々と話を続けた

俺の声が聞こえてないかのように＿

レイちゃんの家族は火事で亡くなったらしい

レイside

どうして涙を流すの…？

まぁいいか、知ってももう

遅い

あぁ、最期に言えてよかった…

ルイ、今まで良くしてくれてありがとう＿

そして

サヨウナラ＿。

レイちゃんが目の前から消えた

最期の言葉が、

『大好き』なんて…

好きでいてくれて

レイちゃんがまた目の前から消えた…