サバイバーとして新しく来た占い師
見た目は胡散臭いが喋ってみたら気さくなやつだった
俺がトラウマを抱えてることも簡単に見透かされ、馬鹿にされると思いきやイライは俺を抱きしめた
驚いたけど同時に、安心感に包まれた。
一緒に居ると楽しくて、いつも隣にはあいつが居た。
しかしある日、朝からイライを見かけてなくて探していたときマーサとウィルが小声でなにかを話していた
ウィル
マーサ
俺は信じられなかった。
いや、信じたくなかっただけかもしれない。
ナワーブ
ウィル
ナワーブ
ナワーブ
マーサ
ナワーブ
ウィル
ナワーブ
ナワーブ
しかし、イライはどこを探しても見つからなかった
朝昼晩、イライを探し続けた
飯も喉が通らず、あいつが今どこに居て何をしているのか気になった
夜も眠れない。
ナワーブ
そう呟くと鳥が鳴く声が聞こえた
振り向けば、窓枠にイライが座っていた
イライ
ナワーブ
イライ
ナワーブ
イライ
やっぱり本当に仲間を、俺を裏切ったのか
…
信じたくなかった
ナワーブ
イライ
そう言って鳥と共に消えた
ナワーブ
もう考えることも面倒になった。
イライにとって俺は、そこまでだったってことか。
眠れない俺の体はもう限界を迎えていた。
食事も取れない俺に先生が点滴を施してくれた。
何日かぶりにやってきた眠気に目を閉じる。
ピィーーーーーーピィーーーーーーーーーーーー
イライ
頬を撫で、キスをする
眠って起きないナワーブを抱き上げ、その場を後にする
イライ
ハスター
抱えたナワーブを指差す
イライ
ハスター
イライ
ハスター
イライ
数時間ぐらい寝ていた気がする。
目が覚めると俺は見知らぬ場所に居た。
しかも何故か鎖に繋がれて
ナワーブ
イライ
ナワーブ
イライの顔を見ると複雑な気持ちになる。
イライ
イライ
ナワーブ
イライ
にっこり笑う彼の笑顔少しの恐怖を感じたに
ナワーブ
イライ
少し寂しそうに言うから言葉を詰まらせてしまった。
ナワーブ
イライ
今まで聞いた事のない、悲しい声で
イライ
無理に笑っているとわかるぐらい引きつっている顔
ナワーブ
イライ
頬を撫でるイライの手にすりよれば、優しくキスをしてくれた。
心地の良いキスに体の力が抜ける、
カクンとイライに寄りかかり、意識が遠のく。
イライ
コメント
7件
好き)^o^(
好きですフォロー失礼します
し、んでしまうわ