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ー 春 ー
ー あの日 ー
ー 私は君に、また恋をする ー
ー 1年 C組 ー
新学期
不安な気持ちと共に
私の手汗が出てきた。
私は人見知りで
仲のいい子はいるが
あまり大親友とも言えない
そんな関係の子が多かった。
でも、幼馴染の柚とはクラスが一緒で
私はただただ嬉しかった。
柚
柚
瑞稀
柚は優しくて、頭が良くて
人見知りじゃない…友達も多い。
だから時々、私は
柚に嫉妬してしまう事がある。
そんな自分が嫌いだった。
柚
瑞稀
瑞稀
私はわくわくする気持ちと
不安な気持ちを紛らわすために
窓の外の空を見ようと
窓の方へ振り向こうとした
その瞬間、目に入ってきたのは
侑斗
私が3年生の頃に好きだった…
侑斗がいた。
瑞稀
侑斗と同じクラスになるのは
中学1年生の時以来だ。
それはある日のこと
瑞稀
柚
蒼
瑞稀
蒼
瑞稀
侑斗が私のことを好きっ…て!?
瑞稀
柚
柚
瑞稀
え、まさか侑斗が…、?
侑斗
いや、きっと間違いだよね
侑斗
もう、勘違いしちゃ、だめだよね
私ったら…
侑斗
瑞稀
侑斗
瑞稀
意識しちゃうよ…。
侑斗
瑞稀
すると、侑斗は蒼の方へ
走って行った
この時の私は、侑斗が好きだった。
だから、両思いだったんだ、
そう、私は思っていた。
いや
そう思ってしまっていたんだ。
私は噂で
侑斗と他の子が付き合ってるって
聞いてしまった。
柚
瑞稀
大丈夫じゃない
今にも泣きそうだよ…
目が熱い
気が付いたら私は
涙を流していた。
瑞稀
柚
柚
柚
瑞稀
いつもの場所
このお店にはよくお世話になっている
真由美
真由美
柚
瑞稀
真由美
真由美
柚
瑞稀
真由美
柚
真由美さんはここのレストランの
店長さんだ。
でも、私にとっては家族と一緒
瑞稀
瑞稀
でもやっと諦めがついて
いい機会かもしれない。
今はあいつの事なんか忘れよう。
すると、お店のドアが開いた。
侑斗
瑞稀
柚
瑞稀
柚
まさかここで侑斗に会うなんて
…最悪だ。
蒼
侑斗
蒼